「誰かの役に立つ仕事がしたい」という軸で就職活動をスタート。ポーラの化粧品に留まらない独自性のある提供価値に共感し入社を決める。休日は、グループ各社横断のフットサルサークルで汗を流すなど、アクティブに楽しんでいる。

同じ目標に向かう伴走者として
常により良い提案を模索し続ける

新入社員研修を経て最初の配属は、お客さまとの接点開発や店舗のコンサルティングを担うトータルビューティー(TB)事業の当時の首都圏エリアに配属になりました。入社当初から、「この会社のお客さまの顔が一番見える場所で仕事をしたい」という想いを持っておりトータルビューティー(TB)事業のエリア配属を希望していました。配属後は、SNSの発信など新規接点を企画する仕事を経て、コンサルタントとして20店舗弱の首都圏の店舗のコンサルティング業務などを担当してきました。

コンサルタントはエステサロンや訪問販売を行うビジネスパートナーであるオーナーと、店舗の目標やビジョンを共有し、実現に向けて様々な店舗経営の戦略提案を行っていくことを主な役割としています。そのため、売り上げ管理、商圏の分析、ターゲット設定、ビューティーディレクター(BD)のリクルートなど店舗経営に関わることに対して幅広く提案を行い、常にオーナーたちの伴走者として試行錯誤しながら、日々仕事をしていました。

私の思うポーラの強みは、膨大かつ詳細な顧客情報を保持しているからこそ1人ひとりのお客さまのニーズに沿ったご提案ができることだと思っています。実際に接客をしていない自分でも、顧客情報を分析すると、「何が何個売れたか」ではなく、「どんな背景の方が、この商品を買ったか」を把握出来る事で、より1人ひとりに合わせた接客提案を検討出来るのと同時に、顧客の傾向分析と店舗の強みや市場特性を掛け合わせた店舗戦略を提案することができると感じます。私もコンサルタントとして担当店舗を任されてからは、店舗のオーナーたちが掲げたビジョン・目標を達成するためにどうしたらいいのか、お客さまの求めていることはなにかを多くのデータを見ながら様々な角度から考え提案を行っていきました。

経験の浅い自分の提案を受け入れてもらえるかといった不安もありましたが、現場のオーナーたちは1年目だからと言って無下に扱うことは一度もなく、真摯に提案を聞き、納得できる部分はどんどん取り入れてくださいました。店舗が目標を達成したときなど、やりがいを感じることが多かったです。

初めてでも挑戦させてくれる風土での経験

ポーラはお客さまとの対面での接点を強みとしているため、コロナ禍以前は今ほどオンラインを活用した戦略が進んでおらず、SNSやネット上のプラットフォームはあるものの上手く活用しきれていないケースがほとんどでした。しかし、私が入社した20年以降はコロナ禍で、対面でのリアルイベントを通じた新しいお客さまとの接点がなくなり、これまでの手法が通用しない状況に陥りました。市場環境に適応した方法にシフトしなければならない危機感から、今できる新規接点の方法はないかと考え、当時は導入事例のなかったSNSを活用した新規顧客との接点強化施策を企画し提案しました。前例がなかったため、もちろん不安もありましたが、一緒にやっていきたいという熱意をもって伝えたことで、提案したオーナーたちからも賛同してもらえ、ターゲット設定や発信プラットフォームの選定など、一緒に試行錯誤を繰り返しながら企画の実行までつなげました。

その結果、月に0件の時もあったSNS経路での新規のお客さまが、常態的に2桁台にまで成長するという成果を生みだすことができました。その後、取り組みを好事例として発表し、当時のエリア全体、そして全国のコンサルタントの皆さんにもプラスの影響を及ぼすことができたことをとても誇らしく思っています。それと同時に、自分に何ができるか考え、主体的に挑戦をすれば、年次に関わらずその挑戦を受け入れてくれる風土があると改めて感じました。

誰かの人生の節目に
寄り添えるブランドへ

コンサルタントをしていたときには自身の取り組んだ仕事の先に感謝や喜びの声が聞けることも多々あり、お客さまとのつながりを感じることができました。コンサルタント時代に感じてきたポーラの強みや自身のこれまでの経験を活かし、ポーラを使っていることがステータスに感じられるようなブランドにしたいということはもちろんのこと、もっとたくさんのお客さまのもとへ商品をはじめとする提供価値を届けていくことで、今後は「誰かの人生の節目に寄り添えるようなブランド」になっていってほしいと思っています。そのために自身もさらに様々な経験を積み、成長していきたいと考えています。