ポーラの理念や社風に魅かれ、大手電機機器メーカーから2018年に転職を決意。同年新設のCRM推進部(現・顧客戦略部)のリーダーへ抜擢、20年からは部門長を務めている。社外では、公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会の代表幹事や、子供を保育園に送り届け出社する一児のパパなど様々な顔を持っている。

守るべきところは守り、常に進化のチャンスを探っていきたい

守るべきところは守り、
常に進化のチャンスを
探っていきたい

私は「築き上げてきたお客さまとの関係を大切にしながらも、時代と共にカタチを変えられる会社で新しい価値を創っていきたい」と考えています。これまでのキャリアで、新規事業の立ち上げや撤退など様々な経験をし、変化の激しい世の中で、絶えずカタチを変えながら生き残っていくことと、お客さまやビジネスパートナーとの関係性といった変わらずに守り続けるべきものの大切さを痛感したからです。

守るべきところは守り、常に進化のチャンスを探っていきたい

新しいことを生み出す喜びだけでなく、立ち上げたものをやめる苦しさを経験できたからこそ、今の私のビジネスに対する考え方が形成されたと思います。そして、ポーラでなら私自身のビジョンを実現できるのではないかと感じ、転職を決めました。ポーラは、90年近く対面販売で築き上げてきたお客さまやビジネスパートナーとの関係性を大切にしながらも、ビジネスモデルや販売戦略など常にカタチを変え、新しい価値を生み出し続けてきた企業です。しかし、誤解を恐れずに言うと、対面販売に強い個性と強みがあった分、デジタル領域にはまだまだ課題がありますし、伸びしろがあると思います。私はキャリア採用で入ったからこそ、今までにない新しい視点で、ポーラの良いところは大切にしながら、既存の概念にとらわれない進化のチャンスを探っていきたいです。そして、キャリア採用ならではの視点を生かすことで、新しい提案をし、お客さまへポーラならではの価値を届けていきたいと思います。

スピーディーなチーム・部門連携によりブランドを創っていく

スピーディーなチーム・部門連携により
ブランドを創っていく

現在私は、EC事業運営と、全社横断的なマーケティング変革による顧客体験の進化をミッションとするCRM推進部(現・顧客戦略部)を管轄しています。お客さまとの接点を紡ぎ、関係性を築き、末永くお付き合いをしていただくために、顧客接点を紡いでコミュニケーションをストーリーにしていくことが私たちの役目です。EC事業もマーケティング変革も、多くの部署と関わりながら、チームを組んで横断的に業務を進めています。顧客視点を大事にする個性あふれるメンバーが組織を超えて、様々な立場の人と関わりながら仕事をしています。ステークホルダーと積極的に意見を交わし、チームでプロジェクトを推進していくことで新しい価値を生み、ポーラのブランドを創っています。

先日、ある製品がSNS上で大きく話題になりました。ポーラの製品を実際にご愛用くださっている方が投稿してくださり、多くのお客さまがWebサイトやお店に訪れてくださいました。私たちは、その市場の空気の変化をとらえスピーディーに新たなプロモーション展開をするために、翌日には複数の関連部門および外部パートナーとチーム構築をして施策を展開しました。一般的にコンテンツ制作や広告出稿にはそれなりの時間を要しますが、担当メンバーの「目の前にあるチャンスを何としても掴みたい」と熱意により、関連部門も最優先展開へ。今までにないスピード感で大型のSNSプロモーションが展開され、多くのお客さまから商品をご購入いただけました。今は市場の変化をとらえクイックに動くことが求められており、このようなチーム・部門連携が日常的に行われることで、新しいチャレンジや価値が生み出されていると感じます。

人の想いを大切にするフラットな社風があるから挑戦し続けられる

人の想いを大切にする
フラットな社風があるから
挑戦し続けられる

私の考えるポーラの魅力は、「今まで築き上げた顧客との関係性を基盤とした、新しいおもてなしを創造していけること」です。ポーラには90年以上の歴史がありますが、むしろ未来は”伸びしろ”だらけです。時代が変わっても大切にし続けてきたお客さまとの関係性があるからこそ、ポーラにしかできないお客さまと共創する新しいビジネスのカタチやコミュニケーションをこれからもたくさん生み出していけると思っています。私はリーダーとして、目まぐるしく変わっていく社会においても大切なものを守り続け、常に変化を起こすことでチームの目標を達成していきたいですし、「現状維持は低下」をモットーに常に進化を追い続けてポーラで新しい価値を生み出していきたいと思います。

人の想いを大切にするフラットな社風があるから挑戦し続けられる

また、キャリア採用で入社したからこそ感じたポーラの魅力は、日常的に社長や役員がフランクに声をかけてくれるフラットな社風と人の想いを大切にするカルチャーがあることです。経営陣との距離の近さや、ポーラ社員の他者から学ぼうとする貪欲さ、新しい人を迎える時の歓迎の雰囲気には、入社当時驚かされたのを今でも覚えています。ポーラは年齢に関係なく、意思をもって行動し自ら発信できる人にとってチャンスがゴロゴロころがっている会社だと思うので、そんな方々と一緒に新しい挑戦をし続けていきたいと思っています。