小技の積み重ねで、1年中、朝のメークのきれいをキープ

朝、きれいに仕上がった肌やメークを見て「この状態をできるだけキープしたい」と思うこと、ありますよね。でも実際は、外出先などでふと鏡を見た時に、メークが崩れていてがっかりすることも多いのでは?諦めてしまう前に、メーク前やメーク中にできる崩れ対策、そしてもし崩れたとしてもきれいに直せるテクニックを覚えましょう。普段はそれほど気にならないという人も、汗や皮脂が気になる真夏や特別なお出かけの日などに、きっと役立つはずです。

真夏に気になる汗を、冷やしてストップ

メーク崩れが特に気になるのは夏。そもそも夏は汗や皮脂で顔がベタついているから、メークをしているときから崩れていく!と悩んでいる人はいませんか?そんな時はタオルやハンカチでくるんだ保冷剤を用意して、首の側面やわきを冷やすと顔の発汗が抑えられます。プロのメークさんが夏の撮影時に使うテクニックなので、汗が気になる人はぜひ覚えておいて。

下地を使って崩れにくく

下地=ベタつき=メーク崩れと考えて、下地を塗らずにメークしている人は意外と多いもの。下地は肌とファンデーションを密着させる役割があるので、省略するとより崩れやすくなってしまいます。下地はメークを崩れにくくするために使いましょう。どうしてもベタつきが気になるならTゾーンを控えめにし、塗ったあとに軽くティッシュオフしても。また、ファンデーションと違って見た目の仕上がりに影響がないのでざっと塗っている人もいるようですが、細かいところまで丁寧に、を心がけましょう。

下地もファンデーションも厚塗りは禁物

気になるところをカバーしようとしてついつい重ね塗り…。これも崩れの原因です。特にメーク崩れしやすいTゾーンなどは「なるべく薄く」を心がけましょう。どうしても気になるシミやそばかすなどはコンシーラーを上手に活用。毛穴などの凹凸が気になる時は、いろいろな方向からなじませるテクニックで薄づきなのにつるんとした肌に仕上げましょう。

ちょっとしたメーク浮きにはパフやスポンジを

崩れているというほどではないけれど、ちょっとメークが浮いてきたと感じたら、パフやスポンジのきれいな部分を使ってやさしく押さえましょう。余分な皮脂を吸い取りながら、浮いてきたメークを再び肌に密着させることができます。

メーク直しはミルクを使うのがポイント

メーク直しの時、ちまちま直したり、上からファンデーションを重ね塗りしたりでは、朝に仕上げた肌やメークとはほど遠い印象になってしまいます。ここは思い切って崩れた部分のメークをオフしてしまいましょう。その時に使うのは乳液。乳液を含ませたコットンでまずは崩れた部分を拭き取ります。これで汚れをオフしながら同時にうるおいも補給。その後、ティッシュで肌に残った油分を軽くオフしたら、ファンデーションでメーク直しをしましょう。冬のカサカサ崩れも、夏のベタベタ崩れも、肌の中は意外と乾燥しています。ミルクを使うとうるおいで肌がふっくら整い、メークしたばかりのようなきれいな肌が再現できます。

いかがでしたか?ひとつひとつは小さなテクニックだけれども、その積み重ねが崩れにくさ、そしてきれいな仕上がりにつながります。特にメーク直しにミルクを使うテクニックは、覚えておいて損はありません。詰め替え用ボトルなどに普段使っているミルクを小分けにしてポーチに忍ばせておくと、いざという時にきっと役立ちます。

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