美容マニアに響かせたい！
夏を諦めない多機能^※な日中用美白^※ケアクリーム。

ブランドクリエイティブ部
秋月美澄

ショットブランドの開発チームに所属し経験を積み、満を持してホワイトショットセラムUVのプロダクトリーダーに。子どもの頃からの「化粧品をつくる人になる」という夢を実現した。次世代を担う期待の企画担当。

美容マニアが感じていた、夏の美白ケアへの不安を払拭。

2024年に誕生した「ホワイトショットフェイシャルセラム」を皮切りに、ブランドの進化が始まったホワイトショット。その第二弾としてリニューアルしたのが、「ホワイトショットセラムUV」です。入社4年目でメイン担当を任された私のプレッシャーは、とても大きなものでした。
リニューアル前の「ホワイトショットスキンプロテクター DX」は、「心地よい感触で美白ケアもできるUVケアアイテム」としてお客さまにご評価いただき、その数はブランドトップクラス。私自身も愛用する大好きなアイテムだけに、「これ以上のものがつくれるのか…」という不安があったのです。

進化のヒントを見つけたい…そんな想いでヒアリングを進めると、新たな発見がありました。この数年でUVケアアイテムは急速に進化＆多機能化しているにも関わらず、夏が長く厳しくなった影響で、「夏は日差しをブロックするので精一杯」「美白ケアをしても帳消しにされる感じ」「夏の美白は諦め気味」という声が、美白ケアを頑張っている人にほど多かったのです。
実は私も日差しに反応しやすく、休日明けに「ヤケた？」と聞かれるたびに、「こんなに美白ケアを頑張っているのに…」とストレスを感じていました。同じ悩みを持つ人を、一切妥協せず一人でも多くサポートしたい。そう決意して開発がスタートしました。

多機能になるほど立ちはだかる、感触の壁。

私が目指したのは「美白もできるUVケアアイテム」ではなく、「美白美容液発想のUVケアアイテム」です。夏は防戦一方になりがちな美白ケアですが、単に日差しをカットするだけではなく美白やその他の効能をもったアイテムでケアしてほしい。さらに美容マニアの方が納得して使っていただけるような多機能にもこだわりました。

まずはポーラ最高水準のUVカット^※とマルチカット設計^※で肌をダメージからブロック。そこに美白有効成分^※や肌アレを防ぐ有効成分^※、ホワイトショットフェイシャルセラムと共通保湿成分を含むポーラオリジナル成分6種^※などを配合し、日中の美白・美肌をケアします。
膜技術も進化させ、日差しの熱にさらされる肌をケアし乾燥などのダメージから守る設計「熱センサーモイスト膜技術」、汗によって膜が強化される設計「汗センサーバリア膜技術」、表情の動きによる膜の亀裂が生じにくい設計「伸縮性フィット膜技術」を採用しました。また、新たに化粧下地・化粧上地の効果をプラス。化粧上地はファンデーションの上から塗り重ねると、ツヤとうるおいのベールがプラスされます。塗り直しの大切さを知る美容マニアの方に、メーク直し感覚で使用していただけたらと思います。

そして、最も苦労したのが感触の開発でした。UVケアアイテムは、多機能になるほど粉体が増え、きしみやベタつきが出がちです。美容液発想の日ヤケ止めである以上、美容液のような浸透感とうるおい感は欲しいけれど、肌が守られているような保護感も欲しい。そんな「美容液仕立て」な感触を追求して、研究員の方と微調整を繰り返しました。追求した結果、何も言わずに渡されたら日ヤケ止めと気づかない…そんな感触が実現したと思っています。うるっとのびて、するする溶けなじみ、もっちりやわらかなあと肌を、ぜひ感じてみてください。

常識にとらわれない。その発想を新しい可能性に。

ホワイトショットは、美白ケアに対する常識や思い込みを覆す挑戦をするブランドです。今回担当したこのアイテムでも、その姿勢はしっかりと受け継いでいます。記者発表会やリリースでその情報を提供することで、美容ジャーナリストなど多くの方に、新しい驚きを感じていただけたのではと思います。私自身、今回の経験を通して、ポーラの「当たり前を当たり前と思わない」ものづくりへの探究心を改めて実感しています。
化粧品研究のなかでも歴史の長い美白領域でも、まだやれることはあるはず…。そう考えるポーラが創り出したホワイトショットセラムUVで、今年の夏は諦めない美白ケアに取り組んでいただけたらと思います。