今は昔、昔は今。1929年創業から97年間の積み重ねが、ここに。

今は昔、昔は今。1929年創業から97年間の積み重ねが、ここに。

1929年9月18日、たった一人のためにつくられたクリームからポーラが始まり、今へと続いています。いつの時代も、幕開けは常にここから。フォアランナーとして走り続けるリアルを、前世紀を中心にご紹介します。

  • 以下は、2026年現在、現存する保管商品を撮影しています。破損、変色、分離などもありますのでご了承ください。

TOPの化粧品:1950年(昭和25年)発売
戦後、新時代の幕開けを象徴する「ネオポーラ」。

うるおいを与えながらさらっとした感触で肌になじみやすいスクワランを、ポーラが初めて化粧品に応用したフェイシャルオイル。商品名に“ポーラ”の名を冠した一連のシリーズは、真の意味で戦後初めての新製品といえるものでした。

  • 1枚目の写真:補修の施された現存品。
  • 2枚目の写真:当時の写真から。

1929- 初期のポーラを支えた名品たち。

1929-
初期のポーラを支えた名品たち。

正式に「ポーラ化粧品」と看板を掲げた1931年(昭和6年)、ポーラには13品目が揃っていました。なかでも「タートリンゲン」「アストリンゼント」「メロン」「シプレ」は、リニューアルをしながら戦後まで主力商品となったロングセラー。クリームでの洗顔にいち早く着目した「洗顔クリーム」や「コールドクリーム」の考え方は、戦後の「クレンジングアンドコールドクリーム」に引き継がれ、その後20年余りも定番になりました。
創業者が最初のクリームを生んだ思い出の土地に流れる黒川のきらめきから発想した「ダルジャン」は、乳液のなかにきらきらと光る粒子を安定配合することに成功。“銀の流れ”という愛称で長く愛され続けた商品です。

  • 左上から順に。( )内は発売年数。
    • 「中ダルジャン」(1946年)/「リニューダルジャン」(1938年)/「特ダルジャン」(1951年)。ベタつかないサラサラとした肌触りの乳液をつくることは創業者の念願だった
    • 昭和40年代まで人気を博したクリーム「タートリンゲン」(1937年)
    • 化粧水に香りと色を付けて差別化した「アストリンゼント」/「メロン」/「シプレ」(3品とも1931年 ※写真は1963年のリニューアル品)
    • 化粧落とし「クレンジングアンドコールドクリーム」(1946年)
1945- 戦後の女性解放と復興の華やかな時流にのって。

1945-
戦後の女性解放と復興の華やかな時流にのって。

戦争による受難の時代を経て終戦を迎えると、アメリカ風の流行がどっと流れ込み、特に女性のファッションには大胆な変化が訪れます。「ポーラアイブロークリーム」「ラッシェル」などは、戦後日本の女性解放の機運やメークをすることの喜びが鮮やかな色合いの容器から伝わってきます。
戦後の混乱期を経て特需景気を迎えると、旅行用のハンドケースや香水「ポーラジャスミン」、化粧水「新ネオポーラ」などが登場。装飾性の高い容器から当時の美容界の隆盛が。ポーラ初のトーンアップを謳った「ペキュリアコールド」もこの頃登場しました。

  • 左上から順に。( )内は発売年数。
    • まゆずみ「ポーラアイブロークリーム」(1947年)
    • 粉白粉「ラッシェル」(1948年)。当時まだプラスチックへの加飾は難しく、色差しと言われた手塗りの容器が主流だった
    • 専門デザイナーによる本格的パッケージデザインの先駆け「新ネオポーラ」(1961年)
    • 当時の国産香水としては高価な1万円「ポーラジャスミン」(1952年)
    • トーンアップ機能のあるクリーム「ペキュリアコールド」(1951年)
    • 旅行用ケース「ハンドケースI・II」(1959年)
    • ファンデーション容器「コンパクト」(1960年)
1962- 一世を風靡した大ヒットから、シリーズ化の道を拓く。

1962-
一世を風靡した大ヒットから、シリーズ化の道を拓く。

高度経済成長期の勢いにのって、よりよい化粧品の研究・開発にも力が入ります。1958年に発売した「バニシングパック」は、ポーラ初のエアゾール式スキンケアとして大ヒット。自宅でも泡状パックというスペシャルアイテムを使ったケアを可能にし、美容業界にポーラの存在を刻みつけました。
その後、クリーム「ビノレーム」、化粧水「ビノオール」、乳液「ビノクール」の開発から生まれた「エクセル」シリーズ、当時は画期的だった2剤混合式の「デュオクリーム」など、爆発的なヒット商品が続きます。「エクセル」シリーズの成功で、その後ブランドのシリーズ化の流れが生まれたのもこの頃です。

  • 左上から順に。( )内は発売年数。
    • 化粧水「エクセル ビノオール S/R」(1962年)。肌性別ケアやライン使いの推奨、外光を遮断する赤い容器など、ポーラの初めて尽くしが詰まった記念碑的商品
    • 1958年発表のバニシングパックは、発売当月5000個の売上予測を軽々と超え、その10倍となる5万個を売り尽くす勢いだった。写真は「新バニシングパック」(1964年)
    • 現在のリンクルショット メディカル セラム デュオにつながる2剤混合式クリーム「デュオクリーム」(1967年)
    • 「タートリンゲン」に新たな処方成分を加えて進化したクリーム「アルモニ—」(1964年)
    • 香りのトータルコーディネート「リビエールコレクション」(1969年)
    • アクネケアなどの刺激にも配慮した若年層向けシリーズ「フォンティス」(1964年)
    • メンズ化粧品の先駆け「アフターシェーブローション」(1962年)
1971- オールPOLAで挑んだ「ポリシマ」、メークの夜明け「ナチュール」。

1971-
オールPOLAで挑んだ「ポリシマ」、
メークの夜明け「ナチュール」。

当時、ポーラの大人気ブランドだった「エクセル」を超えるスキンケアシリーズを作ろう——。現在も続くロングセラー「ポリシマ」は、研究員から販売第一線の美容部員まで、オールポーラの力の粋を結集して開発されました。「ポーラ」と「非常に~」という意味をもつ接尾辞「イッシマ」を合わせた「POLISSIMA」の名には、開発者たちのプライドが込められています。そして、“ポーラメークの夜明け”と呼ばれた「ナチュール」が生まれたのもこの時代。透明感のある素肌を生かすリキッドファンデーションを完成。その技術と情熱は、化粧くずれしにくい固形ファンデーション「サザンコール」へ受け継がれていきます。

  • 左上から順に。( )内は発売年数。
    • 着想から開発まで10数年の歳月を要した高級スキンケアシリーズ「ポリシマ」(1972年)
    • 仕上がり感の幅を広げたメークシリーズ「ナチュール」(1974年)
    • ナチュールの口紅(1974年)。ナチュールシリーズは、発売時にファンデーションからリップまで5品をラインナップ
    • 有効成分の配合とさっぱり感触を実現した美容オイル「エクストラエモリエントオイル」(1974年)
    • 夏用の化粧くずれしないファンデーションのニーズから生まれた「サザンコール ソフトケーキ」(1976年)

1981-
「B.A」そして「APEX」誕生。

現在のポーラを支える2大ブランド「B.A」と「APEX」が誕生したのは、バブル景気に湧いた1980年代の後半。バイオアクティブ理論を提唱し、現在のエイジングケアの考え方につながる初代B.Aは、“水のクリーム”と呼ばれ、その感触も業界を驚かせました。
1961年のさっぱり・しっとりの肌性別を取り入れた「エクセル」、1986年4肌分類を提唱した「エスティナ」に続き、ついに完成した「アペックス・アイ」は、ポーラ初の個肌対応ケアを実現。その後、現在までに2210万件という膨大な肌のビッグデータを積み重ね、ポーラのサイエンスの強力な礎となっています。

  • 左上から順に。( )内は発売年数。
    • 業界初の4肌分類スキンケア「エスティナ」(1986年)。1982年に本格サービスを開始したポーラのエステを意識したシリーズ。その後「エスティナ アルヴィータ」に進化
    • 初代B.Aクリーム「クリーム B.A」(1985年)。時代ごとに最先端の研究を搭載し、2025年に最新の第7世代が誕生
    • ポーラ初の個肌対応化粧品「アペックス・アイ」(1989年)。進化した肌分析とカウンセリングで一人ひとりの肌に寄り添い続けている
    • アイカラー、リップカラー、フェイスカラーが揃ったポイントメークシリーズ「ファミューアルファ オンフェイス」(1988年)
1998- 「ショット」ブランドの元祖、登場。メークは色彩の時代へ。

1998-
「ショット」ブランドの元祖、登場。
メークは色彩の時代へ。

美白ブランド「ホワイトショット」の元祖となる「ルミエラホワイティシモ ホワイトショット」が生まれたのは1998年。肌悩みのエキスパートとして、なりたい肌に応じてケアを取り入れるというスキンケアの概念が確立されました。
一人ひとりのために、という姿勢はメーク品にも。50色から自分に似合う色を5色選べる「オーダーメイドリップパレット」は、当時のポーラレディ(後のビューティーディレクター)がお客さま一人ひとりに寄り添って提案するポーラならではの商品といえるでしょう。

  • 左上から順に。( )内は発売年数。
    • 初代ホワイトショット「ルミエラホワイティシモ ホワイトショット」(1998年)。10年の歳月をかけて承認された美白有効成分「ルシノール®」を初めて配合
    • 似合う色を選び自分だけのリップパレットを作る「オーダーメイドリップパレット」(1999年)は、パーソナルカラーの概念を取り入れた先駆的アイテム。
    • ポーラ多色フェイスパウダーの元祖「オーガ ブレンドカラー フィニッシュ」(2001年)。多色で美しい肌色を目指すメークアイテムは、現在の「ディエム クルール」に通じている

さらなる進化。
そして、間もなく迎える100周年へ。

  • トーンアップ:メーク効果による
  • リンクルショット メディカル セラム デュオ: 販売名 ポーラリンクル ショット メディカルセラム デュオ[医薬部外品]
  • バイオアクティブ理論:人が本来持つ可能性を引き出す考え方のこと
  • エイジングケア:年齢に応じたケア
  • 個肌対応:肌に合わせてセレクトするシステム
  • 2210万件:2025年12月末時点
  • 最先端:ポーラにおける最新
  • 美白:メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
  • ルシノール®:4-n-ブチルレゾルシン

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