ポーラはこれからも
デジタル時代の
目もとケアを考え続けます。

ブランドクリエイティブ部
紅本 祐佳

美容教育関係の業務を経験したのち商品企画部門へ異動。そのキャリアは約10年に。豊富な経験を活かし、B.A ローションやB.A アイゾーンクリームなどの開発に携わる。

浸透感からの密着感、感触を追求した日々。

B.A アイゾーンクリームが生まれ変わってから1年が過ぎました。今では多くの方にご使用いただいているこのアイテムの企画がスタートしたのは、2020年。まさにニューノーマルな生活スタイルが始まった頃でした。
企画当初、目もとの悩みの調査をしたところ、それまで主流だった「ハリのなさ」「くすみ※1」といった加齢による見た目の変化を抜き、1位になったのが「目の疲れ」という悩み。生活の変化やデジタルデバイスの普及が、美容に大きな影響をもたらしていることを強く実感したのを覚えています。
ポーラは以前から、目もとの角層の独自構造に着目したアイゾーン研究を行なっていました。その研究をベースにB.A アイゾーンクリームは、配合成分や処方をさらに進化。特に感触に関しては、「心地よく使い続けていただけないと意味がない」と考え、担当研究員と、妥協することなく攻めの処方を追究し続けました。そのため目標の感触に近づいても、生産上課題があってやり直し!などということも…。私たちが目指した「コクから浸透感、そして密着感へ」と段階的に変化する感触が実現した時は、「進化したアイゾーンクリームを自信を持ってお届けできる」と強く感じました。

  • 1 乾燥やキメの乱れによる

研究員が語るB.A アイゾーンクリームの開発秘話はこちら

濃密な感触のクリームが肌と一体化するように溶け込み、ストレッチするように密着。目覚めるようなハリと透明感、生命感あふれるような目もとを目指します。

B.A アイゾーンクリーム
販売名:ポーラ B.A アイゾーンクリーム N
26g ¥19,800(税込)

発売から1年、お客さまからの声に感動!

この企画開発で本当に感動したのは、実は発売後です。お客さまからたくさんの感想をいただいた時でした。
「使い心地がいい」「朝使ってもメークの邪魔をしない」などの声はもちろん、なかにはSNSで、嬉しい感想とともにB.A アイゾーンクリームを使った目もとの写真をアップしてくださる方などもいました。また、リニューアル前のB.A アイゾーンクリームは、エイジングケア※2のイメージが強かったようですが、今回はデジタルデバイス時代に着目したこともあり、大人の方はもちろん、20代後半や30代の方などからのご意見も多く「初めてアイクリームを使いました」「これから目もとケアを続けます」という声をいただいたのは嬉しかったですね。
それと、開発者として気になるのがベストコスメ※3ですが、こちらも数多くの賞をいただきました。特に昨年は、時代背景もあって目もとケアが注目され、たくさんのアイケアアイテムが発売されるなか、代表的な3つの美容誌のアイケア部門で受賞。美容家の方から、使い心地はもちろんですが、着想やブランドのポリシーに対しても評価をいただいたと感じています。加えて嬉しかったのが、一般の方の投票で決まるタイプのベストコスメでの、発売から1年近く経ってからの受賞!これはまさに、お客さまが実際に手に取ってくださり、感触や使用感を気に入ってくださったからこそだと、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

ベストコスメの受賞について詳しくはこちら

  • 2 年齢に応じた化粧品等によるお手入れ
  • 3 さまざまなメディアで与えられている賞

目もとケアをベーシックケアに。進化へ向けてのアクションも。

ニューノーマル時代のはじまりから、これからも続くデジタルデバイスの時代にかけて、B.A アイゾーンクリームの開発に関わって感じたのは、目は想像以上に酷使されているということでした。その事実を皆さまが実感され、目もとの印象に影響を与えていると感じられているからこそ、B.Aアイゾーンクリームは開発の着眼点について評価をいただけたのだと思います。これからの時代、目もとのケアはもはやスペシャルケアではなく、ローションやミルクと同じようなベーシックケアになるのではと感じています。そしてそれは、「ヘルスケアに限りなく近い美容」のような、年齢を問わないケアになっていくのでは?と。そんな時代のケアに寄り添うアイテムとして、B.A アイゾーンクリームをお選びいただけると、とても嬉しく思います。
と、ここまで語ってきて真逆のお話しをするようですが、実は私の仕事の信条は「企画に携わったアイテムを溺愛しない」こと。自分が開発したアイテムは、まるで自分の子供のように可愛く、優秀かつ完璧に思えてしまうもの。でもポーラは、そしてB.Aは、常に進化を求められるブランドです。そのためには客観的な視点を持ち、次の課題を見つける作業がとても大切。私もすでに、次世代の目もとケアを見つめて日々の仕事に取り組んでいます。皆さまにはぜひ、B.A アイゾーンクリームでケアをしながら、その先の進化を楽しみにお待ちいただけたらと思います。

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