夢は大きく、パリコレのバックステージ参画も。
ポーラのメークアイテムを、世界中の人々へ。

POLA メークアップ ディレクター
新体操日本代表 フェアリー ジャパン
POLA 美容コーチ
中岡 弘喜

メークの企画・開発・監修・教育、メークショーやセミナーへの出演など、ポーラのメークのすべてに精通したディレクター兼アーティスト。

もっと伝えたい!ポーラのメークアイテムの魅力。

ポーラはスキンケアやエステのイメージが強い一方、メークにはまだまだ伸びしろを感じています。ただ、長くメーク業界でキャリアを重ねてきた私から見ても、ポーラのメークアイテムは、色、テクスチャー、仕上がり、スキンケアの研究開発を応用した美容成分の配合など、どれもこだわり抜いた商品ばかり。
だからこそ、もっと多くの方に知っていただくこと、価値を高めていくことが、私の使命だと感じています。その活動の一環として、これまで15年にわたり新体操日本代表 フェアリー ジャパン POLAなど対外的なメークサポートも行っており、ここ数年はさらに幅広いジャンルへと活動を広げています。

新体操日本代表 フェアリー ジャパン POLAのサポートについて、
詳しくはこちらをご覧ください。

新たに動き出した、2つのメークサポート活動。

ひとつは、ファッションショーのバックステージでのメークサポートです。ポーラは企業理念として「Science. Art. Love.」を掲げています。Artにこだわる企業だからこそ、最先端のモードが誕生するシーンにポーラが関わることはできないか。それによりポーラのメークのプレゼンスもより高まるはずだと信じ、道を模索し続けていました。
そんな時に、今日本人で世界から最も注目を浴びているデザイナーの一人であるTOMO KOIZUMI氏とご縁をいただき、バックステージに参画させていただくことになったのです。この話題がさらに新しいご縁につながり、日本最大のファッションショーでも3年連続でメークを担当させていただいています。
実は私自身の長年の夢が、世界最高峰のファッションイベントであるパリコレクションのバックステージでメークすることでした。今、その夢は自分だけでなくポーラの夢として、叶うところまできていることをとても嬉しく思っています。こうしてポーラのメーク品とメークアップアーティストが、ファッションの最高峰の舞台で地位を確立するということは、ご使用くださるお客さまにも、ショップで仕事をするビューティーディレクターにも、ひいてはポーラ社員にとっても大きな自信や信頼につながるはずだと信じています。

ファッションショーのバックステージへの参画について、詳しくはこちらをご覧ください。

そしてもうひとつは、目の見えない方、耳の聞こえない方へのメーク講座です。
最初にこのお話をいただいた時は、目の見えない方がメークをどのように捉えているかなど、わからないことばかりでした。実際にお会いしてみて、自分が見えなくても相手から見られている以上、「装いたい」「美しくいたい」という想いは私たちとまったく同じだということがわかり、「メークをすることで見た目はもちろん心まで華やかになる」という言葉を聞いた瞬間、「ぜひ、このプロジェクトをやってみたい!」と気持ちが高まりました。自分で目を閉じたままメークをしてみたり、多くの方々にご意見をいただいたりしながら、参画メンバーと共にメーク方法を検討。目の見えない方は指先の感覚が優れており、チップやブラシではなく指を使う、左右対象に仕上げるために両手で同時にメークする、色は仕上がりイメージを伝えて選んでいただく、どう変わったかは積極的に言葉で伝える、などさまざまな工夫をして、多くの方にメークを楽しんでいただいています。

目の見えない方、耳の聞こえない方のメークサポートについて、詳しくはこちらをご覧ください。

世界中の人のコスメポーチに、ポーラのメークアイテムを。

このようなメークサポートを通じていつも感じるのは、新体操の選手でも、メークに慣れた一流のモデルでも、耳の聞こえない方でも、目の見えない方でも、メークが終わって鏡を見たり、どのように変わったのかを確認できた瞬間に、笑顔と喜びで溢れた表情になるということ。私は、この瞬間がたまらなく好きで、20年以上メークの仕事を続けているのだと思います。
この先パリコレ参画以外に目標にしていることがもうひとつあります。それは、ポーラが100周年を迎える2029年には、世界中の人のコスメポーチの中に、当たり前にポーラのメーク品が入っている状態をつくること。一般のお客さまはもちろんですが、アスリートでも、プロのモデルでも、目の見えない方、耳の聞こえない方、男性の方でも、つまり世の中で「メークをしたい」と思っているすべての人に、ポーラのメーク品をお届けしたい。今こうしてさまざまなメークサポートをしているのは、そんな未来を実現するための積み重ねだと信じ、これからも活動を続けていきたいと思います。

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