明るい肌を名刺がわりに。
街に出よう、メークを楽しもう！

ブランドクリエイティブ部
萱沼沙由梨

B.A メークのプロダクトリーダーとして、21年のリニューアル以降、ほぼすべてのベースメークアイテムの企画開発に携わる。プライベートでは双子の男児の母でもある。

ライフスタイルまで想像させるベースメークの力。

私は、実はB.A メークの企画開発に携わる以前から、ベースメークが大好きでした。理由は明確で、塗った瞬間に肌がきれいに見え自分に自信が持てるから。
よく「肌は名刺がわり」と言われますが、きれいな肌の人と出会うと「丁寧で素敵な生活を送っていそう」などと想像することはありませんか？そんなふうに、見た目だけでなく、ライフスタイルの印象まで肌が左右することがあります。
私自身は子育てと仕事に忙しい日々でなかなか理想には程遠いのですが（笑）。
だからこそ、忙しい人にとってベースメークは強い味方になるはずと思い、日々の企画開発に取り組んでいます。

気持ちも肌も「あがる」^※
フェイスパウダーを目指して。

メーク効果による

私が企画の仕事で心がけているのは、商品の魅力をわかりやすくお客さまにお伝えすること。今回メインで担当した「B.A フィニッシングパウダーピンクガーベラ」に込めたメッセージも、とてもシンプルです。それは、「ピンクのパウダーで仕上げた花のように明るい肌^※1で、メークとお出かけを楽しもう！」ということ。
人にあまり会わないこの数年間、ベースメークは薄づきでナチュラルなものが主流でした。ところが昨年の秋くらいからは、「街へ出よう、人に会おう」という雰囲気が高まり、「もっとカバー力が高いアイテムを使いたい」という声も聞こえ始めたのです。そこで企画したのがこのアイテム。
ピンク色のパウダーを今までのベースメークの上からひと塗りするだけで、高い^※2トーンアップ効果^※1と内側からにじみ出るような自然な血色感^※1を演出し、メークをするだけで花のように明るい、お出かけ仕様の映え肌に。
さらに、汗をはじき皮脂を吸収するラスティングパウダーが、マスクのつけ外しや化粧崩れからメークを守ります。

CHECK!

トーンアップ効果^※1と血色感^※1を実現する
「ピンクブライトアップパウダー」

1：メーク効果による
2：自社比

COLUMN

こだわりのパッケージデザイン

B.A メークとしては初めてパッケージそのものに色をあしらい、手にとった瞬間に気持ちが前向きに、そしてメークが楽しみになるデザインにもこだわりました。
モチーフにしたのは商品名にもなっているピンクガーベラ。発売される3月の誕生花でもあり、「希望」「感謝」という花言葉があります。

そしてもうひとつ、私が強くこだわったのが、春夏のお出かけに必須のUVカット機能です。実はUVカット機能付きのフェイスパウダーは感触や仕上がりとの両立が難しく、開発を一緒に担当した研究員に相談したところ、案の定「B.Aが目指す感触との両立は、なかなか難しいですよ。」という回答が…。
それでも、研究員も女性で、「あったら嬉しい！」という共通の想いを持ちながら、難しい課題に立ち向うことができました。
さまざまな挑戦を経て、最終的になめらかなオイルと、伸び広がりの良い球状の粉体を採用することに決定。少しでもバランスを崩すと粉体がオイルで固まったり、反対にパサついたりする試作を何度も繰り返しました。最終サンプルが出来上がった時には、2人で「ね？これいいよね！」「すごくいい感触じゃない？」とまるでコスメ好きの友人同士のようにはしゃいだのを覚えています。

相反する価値を実現するB.Aの使命。

たかがUVカット機能と思われるかもしれませんが、難しかったこの課題をクリアできたのは、B.Aが長年積み重ねてきた、パウダー開発の技術と知見があるから。B.Aはスキンケアもベースメークも「相反する要素を両立させる」ことを重視するブランドです。
B.A ベースメークでは「スキンケアのようなテクスチャー」「素肌や個性を活かした美しい仕上がり」「メークしている間のスキンケア効果^※」の3つの価値にこだわっています。でも、「スキンケア成分を多く配合すると化粧持ちや仕上がりが悪くなる、反対に仕上がりを重視するとスキンケアのようなテクスチャーが難しくなる」というのが業界の定説。それでもぎりぎりまで努力して、実現したものだけを世に送り出す。それが、B.Aに課せられた使命です。
この数年がそうだったように、ベースメークに求められるものは時代と共に変化します。さらなる進化が必要になった時、私たちは何かを諦めることなく、皆さまに新しい価値をお届けできることを目指して、これからも進んでいきたいと思います。