夏の風で毛穴が2倍に? 風を浴びたらその日のうちに保湿ケアを
年齢を問わず、「毛穴が目立つのが気になる…」という悩みを持つ人は多いもの。毛穴目立ちには、肌の脂っぽさの影響によるものと、エイジングからくるたるみの影響によるものの、大きく2つのタイプがあります。どちらも、間違ったスキンケア、生活スタイル、加齢、紫外線などさまざまな要因が複雑に絡み合って発生しますが、もしあなたの毛穴目立ちが「夏の暑い日に外出した時に特に感じる」というのであれば、その原因は夏特有の熱気を含んだ風にあるかもしれません。
夏の風にあたるだけで、毛穴は2倍に広がっていた!
ポーラと日本気象協会が気象と肌の関係を共同研究するなかで、夏の熱い空気を含んだ風(温度27〜30度、湿度80〜90%)に約30分あたるだけで、毛穴の面積が2倍に開くことがわかりました。肌表面のうるおいが奪われ、キメが乱れることで毛穴が広がって見えることが原因です。しかも毛穴が2倍に広がると、テーブル越しでも他人から毛穴が認識できるという実験データ※1も。自分だけの悩みだった毛穴が、夏は他人から見えるものになっている可能性がありそうです。
「前後に保湿」、これで毛穴を目立ちにくく
この夏の風の困ったところは、放っておくと長期的にも毛穴の目立ちを加速させること。しかも強風の日や、海、山などの環境だけでなく、都会のビル風や扇風機の風でも起こります。だからこそ、風にあたる前、あたってしまった後のケアが大切。その鍵になるのが保湿です。うるおいを与えてキメをふっくら整えることでその日のうちに毛穴を目立ちにくくさせましょう。
お出かけ前に〜メーク前にたっぷりうるおい補給
夏場は汗でうるおっているように感じますが、冷房などで肌の内部は乾燥していることも。乾燥した肌に風を受けると、キメが乱れてより毛穴が目立ってしまいます。風の強い日の朝は、化粧水と乳液でいつもよりうるおいを与えましょう。うるおいをキープしたいなら、日中用クリームをプラスしましょう。
■B.A ライト セレクター