
食事と運動、美容の関係
規則正しい「食事」と
適度な「運動」は、美肌のカギ。
ライフスタイルの多様化が進む今、不規則な時間帯に食事をしたり、欠食をする人も増えているようです。朝食を抜いたり外食ばかりの乱れた食生活は、からだはもちろん肌にも悪影響を及ぼします。ポーラの科学的な分析では、栄養バランスよく規則的に食事を摂っていて、さらに適度な運動をしている人は、角層状態が良い肌であることが多いということもわかりました。
また、ポーラが独自に分析する「美肌グランプリ2020」のエイジング毛穴※レス部門上位3県共通のライフスタイルは、「食事と運動に気をつけている」という特長があることが明らかになっています。
- 通常の毛穴の形とは異なる涙型のような毛穴のことを、ポーラが名づけた
美肌のカギは食事と運動

美肌のための食習慣1
魚はまるごと、発酵食品で加熱して食べる

魚の皮にはコラーゲンが豊富に含まれており、内臓にも健康的な肌を維持する働きをもつDHA、 EPA が豊富に 含まれています。魚の皮などに含まれているコラーゲンは、加熱することで体内に吸収しやすくなり、さらに発酵食品 (味噌、しょう油、みりんなど)で加熱するとDHA、EPAの酸化を抑制する働きがあります。
※ 魚をまるごと=皮の部分や頭部などから抽出したエキス、骨を揚げて砕いたりなど、魚の身以外の部分も食すること
美肌のための食習慣2
糖質の摂りすぎに注意

ごはんや麺類、パンなど食事の主食となる糖質(炭水化物)は、からだを動かすエネルギー源になりますが、食べすぎるとからだに体脂肪として蓄えられ肥満につながります。さらに、タンパク質と糖が結びつきAGEsという老化物質をつくり出す「糖化」現象が起こり、ドロドロ血液や免疫力の低下、肌のハリ・弾力の低下などの原因にもなってしまいます。
美肌のための食習慣3
摂りたい油、摂りすぎる油

食事で摂取する油にはいろいろな種類があります。なかでも現代人がつい摂りすぎてしまうのがバターや牛脂などに含まれる飽和脂肪酸や、サラダ油やマヨネーズなどに含まれるオメガ6系脂肪酸。一方で、魚油、亜麻仁油、エゴマ油などに含まれ、健康的な肌を維持するために必要なオメガ3系脂肪酸は不足しがちに。ドレッシングなどでオメガ3系脂肪酸をバランス良く摂取していきましょう。
飲酒はほどほどに、
おつまみにするならビタミンB群を。

「百薬の長」といわれるお酒も、飲みすぎは肝臓をはじめ、いろいろな臓器の障害の原因になります。また、アルコールを分解するために、美肌に欠かせないビタミンB群が大量に消費されるため、乾燥による肌トラブルが起こりやすくなります。お酒を飲む時には豚肉や卵、チーズなど、ビタミンB群を多く含むおつまみを一緒に摂ることを心がけましょう。
運動の習慣化で肌がキレイになる⁉

習慣的に運動をしている人に対して「肌がキレイでイキイキとしている」という印象を抱いている人は、実に90 %にものぼります※。ポーラの調査では、運動をして筋肉に刺激を与えることでシミ・シワ・ストレスを軽減することを発見。また、ポーラのパーソナライズドサービスブランド「APEX」の肌分析データからも、運動習慣がある人は、毛穴が目立ちにくい、ニキビリスクが少ない、肌のバリア機能が高いなどの結果が明らかになりました。
筋肉が多い人ほど、
シミが少ない!

ポーラの研究で、シミができにくい体質の人は生まれつき筋肉の性質が異なる可能性があること、そして体重あたりの体幹と下半身の総筋肉量が多い人ほど顔のシミが少ないという事実が明らかに。さらに筋肉で作られる「マイオネクチン」という物質がシミのもととなるメラニンの生成を抑えていることを発見しました。適度な運動で、キレイなからだとキレイな肌を目指しましょう。
マイオネクチンとは
骨格筋から出るマイオカインの一種で、近年、医学では注目され始めている物質です。ウォーキングなどの持久力を高める有酸素運動や筋トレによって増えることが知られています。
Advice1
悩みに応じて、
積極的に摂りたいおすすめ食材は?
肌トラブルや肌悩みには、外側からのスキンケアだけでなく、からだの中からのケアも摂り入れてみましょう。サプリメントなどで、必要な栄養素を手軽に補うのもいいですが、美肌につながる食材を覚えて普段の食事に摂り入れてみませんか。
ハリのなさが気になる人は

くすみが気になる人は

肌ゆらぎが気になる人は
