APEXをお使いの皆さまに、ブランドより深く知っていただきたいという想いを込めて…。
今回は、APEXのオリジナリティを語るうえでも欠かせない、今から30年以上前のブランド誕生にまつわる物語をお届けします。

APEXには、生みの親とも言われている、2人の研究員がいます。
その1人が、初代開発プロジェクトリーダーの星崎研究員です。
彼は若手研究者として仕事をしていた時からずっと、強く心に抱いていた志がありました。
それは、「肌は一人ひとり違う。しかも毎日変化している、動いている。肌を分析して、その結果に基づいてOnly Youの化粧品を作れたら、すべての女性をキレイにできるはず。いつか絶対そんな商品を作ろう」
という想いでした。
もちろん、それはアペックスが生まれるもっともっと前のこと。
ただ、その想いを諦めず抱き続けていたことが、ある技術との出会いで歯車が回り始め、そして実現となるのです。
それが、橿淵(かしぶち)研究員の角層研究でした。

橿淵研究員は「肌を知るには角層を知るしかない」と信じ、研究室の片隅で、ただひたすらに角層研究を続けていたような人物でした。
当時、実験で角層細胞を取るには、肌の表面を削り取って、溶媒に溶かすスクラブ法が主流。
でもこの方法だと、プレパラートに乗せて顕微鏡を覗いてみても、バラバラに散らばった角層細胞しか見ることができません。
橿淵研究員は「皮膚の上にあるがままの角層細胞を写し取りたい。そこから絶対に何か新しい情報が得られるはず」と信じ、試行錯誤の末に、長い間APEXの肌データ採取の手法だった「角層チェッカー」のもととなる転写法を確立。
そして、そこで初めて「一人ひとり、角層細胞の『配列』が違う!」ということを発見したのです。
この橿淵研究員の発見を知った星崎研究員は「これこそが夢のOnly Youの化粧品を作るための原石だ」と確信。
そこから企画部門、研究部門、生産部門、そして販売部門を巻き込んだビッグプロジェクトへと発展させていきます。
まずは角層研究を角層分析に深めるために、当時の全国のポーラレディ(現ビューティーディレクター)を対象に角層データなどを収集するという、気の遠くなるほど大規模な肌測定を実施。

蓄積した膨大なデータから、ターンオーバーやキメの個人差、季節や地域での違いなど、現在のAPEXの基礎となったさまざまなことが明らかになりました。
今でこそビッグデータという言葉が一般的になりましたが、APEXは発売された1989年よりもずっと前から、「大量のデータは絶対に嘘はつかない」という橿淵研究員の言葉のもと、ビッグデータを通じて価値を作り出してきたのです。
この2人以外にも大勢の人たちが同じように初めての仕事、初めての経験に戸惑いつつも、確かな喜びと興奮を感じながらプロジェクトに携わることで、1989年、ついにAPEXブランドは誕生しました。

このようなAPEXのOrigin=起源に関わった人たちの想いを受け継ぎつつ、さまざまな進化を遂げながら、30年以上の時を経て現在のAPEXは存在しています。
私たちはこれからも、一人ひとりの肌を尊重しながら、「なりたい肌」に向けて、きめ細かなサポートを提供していきたいと考えています。
そのための努力を惜しむことも、進化を止めることもありません。
皆さまどうぞ末長くAPEXをご愛顧ください。

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