
地球をケアする
お客さまへの「新たな価値提供の実現」を前提としながら、
同時に「環境に配慮したサービス」をテーマに掲げています。
長年実施している主力商品のリフィル化に加え、WEBパンフレット、森林認証紙やフェアトレード香料の使用、マイクロビーズ対応、環境に配慮した素材の採用など「お客さまの嬉しい」と「地球にやさしい」の両立に取り組んでいます。
廃棄・ゴミ削減への取り組み

ショッピングバッグ削減へ
お客さまと共に環境負荷を低減していくため、ショッピングバッグの提供を原則廃止いたします。
国内ショップの一部ですでに進めていたマイバッグご持参の呼びかけを、国内全ショップ・百貨店コーナーに拡大。今後も環境に配慮した取り組みを進めてまいります。

デジタル化による環境負荷低減
個肌対応ブランド『APEX』の肌分析サービスは、これまで独自の肌チェッカーとカウンセリングシートを用い、お客さまの情報を取得、その分析結果をアドバイスシートにより返却していましたが、肌分析の完全デジタル化を実現することで、環境負荷低減をも実現いたしました。
環境に配慮した生産への取り組み

4Rにもとづくサステナブルな設計
当社では、業界に先駆けて高級スキンケア品におけるデザインと環境対応を両立し、リフィル(付け替え容器)の販売などに取り組んでいます。これからもReuse(繰り返し使う)、Reduce(部材の簡素化)、Replace(代替素材)、Recyde(再資源化)をブランド特性に即して選択しながらサステナビリティアクションを実現していきます。

持続可能なパーム油調達
パーム油が抱えている環境面でのリスク、社会面でのリスクに配慮し、持続可能な方法で生産されたRSPO認証油を優先して採用しています。パームサプライヤーとの協働で、農園を含めた透明性のあるサプライチェーンへの改善にも取り組んでおり、2029年までに持続可能なパーム油への切替100%を目指します。

マイクロビーズ対応
海洋汚染、食物連鎖への影響が懸念されているマイクロプラスティックにも対応しています。当社では、一部のスクラブ剤などに含まれるプラスティック微粒子を、使用時の感触などに影響することなく天然由来素材に処方変更するなどで、環境負荷低減に取り組みました。今後もさまざまな観点からの環境配慮をモノづくりに活かしていきます。
バックオフィスでの環境負荷低減

CO₂フリー電力※の導入
2021年から五反田本社ビル・銀座ビル・袋井流通センターにおいて、また2022年12月からは日本国内の事業所においても、再生可能エネルギー由来の電力メニューへ調達方法を切り替えました。
継続した切り替えの実施により現在、全国の事業所の約68%でCO₂フリー電力を導入。
残りの事業所に関しても2029年までに順次、CO₂フリー電力の導入を進めてまいります。
※再生可能エネルギーに由来する環境価値を活用することで、実質的に再生可能エネルギー100%とした電気。
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APEX肌分析サービスの完全デジタル化による環境負荷低減
1989年に誕生した個肌対応ブランド『APEX』は、30年以上にわたり、約2,140万件(2024年12月末時点)にものぼる肌と向き合ってきました。独自のチェッカーで角層細胞および肌の表面形態の情報を取得し、その画像を解析することで導き出す一人ひとりの肌の特徴や状態、その情報を詳細に記したアドバイスシートは、当社オリジナルのサービスとして、多くのお客さまにご好評頂きました。
一方で、分析に使用する肌チェッカー(プラスティック)の廃棄やアドバイスシート(お客さま一人あたりA4用紙7枚相当)の印刷は、私たちが直面している地球温暖化の主要因である「温室効果ガス」の発生とも深く関わっており、必ずや解決すべきテーマでありました。
そこで、APEXでは、お客さまへの“新たな価値提供の実現”を大前提としながら、同時に“環境に配慮したサービスへの転換”をテーマに掲げ、2019年7月からの新APEXサービスにおいて完全デジタル化を実現いたしました。これにより、肌チェッカー類およびシートを撤廃、年間で約580万枚以上の紙削減、210万個以上のプラスティック製肌チェッカーの削減に至りました。※過去実績で換算した場合
