女性活躍企業としての取り組み
両立支援の取り組み:制度整備
女性のライフステージを支えるキャリア支援策の一環として、多様な働き方に対応できる制度を整備し、積極的に子育てとの両立支援に取り組んでいます。また、性別・ライフステージに関わらず、フレックス勤務・テレワークなどは、誰もが働き続ける意欲を持続するための制度として設けています。
主な制度
・妊娠中のフレックス勤務
・育児休業期間の延長
・育児状況に合わせて選択できる短時間勤務制度や育児フレックス勤務制度(小学校3年生末まで)
・職場復帰サポート手当
・育児サービス利用補助
・フレックス勤務制度/コアタイムの短縮(ミニマム1時間)
・テレワーク など
風土づくりの取り組み:バックアップ体制
従業員の可能性を広げるためには、制度整備だけでなく風土に根差したバックアップ体制も重要だと考えています。例えば、育児休業後の職場復帰をスムーズにするために、管理職への両立支援制度説明や上長との休職前・復職前面談の実施など、子育てに関わりながらのキャリアパス形成にも目を向けた取り組みを行い、育児休業復帰率95.5%(2018年現在)と高い成果につながっています。
主な取り組み
・上長面談マニュアルの整備
・休職前、復帰前面談
・両立支援のための個別復帰プランづくり
・復職者に対する人事戦略部からの定期的なヒアリング
成長に向けた取り組み:能力発揮の環境づくり
個人としての意欲やキャリアビジョンに応える機会として、2017年よりグループFA制度、社内ベンチャー制度を導入。性別・ライフステージに関わりなく意欲ある人材が多様な経験にチャレンジできる機会を提供しています。また、次世代経営人材育成のためのグループ横断研修プログラムを拡充。若手社員を対象とした「未来研究会」では、自社・自グループにおける変革の実行をテーマに、実践的なプログラムとなっています。マネージャー層を対象とした「ビジネス変革塾」についても継続的に実施しています。また、感性を磨くアートセミナーも様々なテーマで開催するなど、多面的な能力発揮の場づくりに取り組んでいます。
活躍支援の取り組み:女性のエンパワーメント
多様な個性の活躍は、企業の成長につながると考えています。
現在、女性の管理職比率は30.4%(2021年1月現在)。
多様性の拡大のために、若手女性管理職を中心にミーティングを実施。女性リーダー特有の悩みの共有や、今後のキャリアプランを描くことで意欲喚起を行っています。
30%Club Japanへの参画
30%Clubは、企業の重要意思決定機関に占める女性割合の向上を目的としたイギリス発祥の世界的キャンペーンです。女性の意思決定者が増えることは、リーダーシップやガバナンス強化、また業績の向上にもつながると考えています。当社は、このビジョンに賛同し、2020年に30%Club Japanへ参画しました。
WEPsへの署名
女性のエンパワーメント原則(Women‘s Empowerment Principles)は、2010年3月に、国連グローバル・コンパクト(GC)、国連婦人開発基金(UNIFEM・現UN Women)が共同で作成した原則です。当社は、2020年署名。原則を遵守すると共に、WEPsの7原則/チェックシートに則り役員ディスカッションを実施などチェック&アクションを行っています。