THANK YOU 95th ANNIVERSARY

おかげさまでポーラは95周年を迎えました。いつもご愛顧をいただき、こころより感謝いたします。
ポーラは、1929年に創業者・鈴木忍が妻の荒れた手のために作ったハンドクリームから始まりました。
改めてポーラが大切にしている「Science. Art. Love.」をテーマに、これまでの軌跡をご紹介させていただきます。

創業1929年(昭和4年)は、こんな時代ー

大学卒の初任給は50円・女性就業率7.8%でした。
(2023年は大学卒初任給226,341円・女性就業率53.6%/総務省調べ)
この年、アメリカの株価大暴落により「世界恐慌」が起こり、その影響を日本も大きく受けました。

Love.
ポーラのはじまり、そしてこだわり。

乳鉢

1929
ポーラ創業。手が荒れてしまった妻のために

手が荒れてしまった妻のためにつくられたクリームからポーラがはじまりました。1929年に化粧品の製造を開始します。
(画像:初めてのクリームを生み出した乳鉢)

ポーラレディ

1937
セールスレディの先駆け「ポーラレディ」誕生

「女だったら、あきませんか」と飛び込みで志願された主婦の方が初のセールスレディ。外の仕事は男がするもの、という概念を変えたポーラレディ(現ビューティーディレクター)の出発点です。
その後も教師や看護師以外では女性の職業が少ない時代がつづきますが、ポーラレディは女性の働き口として多くの人を輝かせます。
ジェンダーレスでエイジレスな現代。美容販売では女性が多く活躍しますが、ポーラでは男女ともにビューティディレクターとして活動をしています。
2024年には、101歳の誕生日を迎えられたビューティーディレクターが「最高齢の女性ビューティーアドバイザー」として保持していた自らのギネス世界記録を更新しました。

マッサージ美容

1938
「美しさを販売して、商品を奉仕せよ」マッサージ美容を提唱

1938年にはマッサージ美容を提唱し、それからずっとプロの手によるお手入れをサービスでお届けしています。

専用バス

1960
専用バスで、全国津々浦々まで訪問

日本中の多くのお客さまへ。商品だけでなくマッサージ美容などを丁寧にお届けするために、専用バスでさまざまな街を訪問していました。

エステサービス

1982
エステサービスが本格スタート

「肌・こころ・からだ」のトータルケアは美しさへの近道であると考え、ホリスティックケアを提唱するとともに、全国のポーラショップでのエステプログラムの提供が始まりました。

新体操日本代表・フェアリージャパンPOLA

2007
新体操日本代表・フェアリー ジャパン POLAのサポート開始

2007年より新体操ナショナル選抜団体チーム、2014年からは個人日本代表選手「フェアリー ジャパン POLA」のオフィシャルパートナーとしてサポート活動をしています。
ポーラが長年培ってきた美容の知識とスキンケアやメークの技術、そして一人ひとりに向き合ったパーソナルなサービスを提供しています。

ポーラ幸せ研究所

2021
ポーラ幸せ研究所を創設

幸福学の専門家である慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授の前野隆司氏らの協力を得て、ポーラ幸せ研究所を創設。
従業員やビジネスパートナー、生活者の幸福度の意識調査や、ポーラオリジナルの「幸せ」を構成する因子の特定、幸せ研究に基づくソリューション開発などの活動を行っています。

ポーラ プレミアム パス

2023
ポーラ新メンバーシッププログラム「ポーラ プレミアム パス」誕生

店舗やECなど、すべてのチャネル共通でお客さまに体験をご提供するためのサービスプログラム「ポーラ プレミアム パス」が誕生。
ご購入履歴はもちろん、スキンデータバンク「肌バンク」やさまざまな美容情報を提供します。

Love.を軸にしたポーラの活動がいまもどんどん広がっています

赤ちゃんとの産後の生活を豊かにするために。
産後ケアアプリ「mamaniere(ママニエール)」

mamaniere(ママニエール)

「がん共生プログラム」も積極的に。
「がんと共に生きる」すべての人がかけがえのない存在として認め合う社会を目指し、様々なサポートを行っています。

がん共生プログラム

ポーラ独自のスキンケア成分プロならではの手技、高精度のAI分析。
一人ではたどりつけない美しさを、ポーラの顔エステで。

※ポーラ独自のスキンケア成分:ポーラのスキンケア品に配合の保湿成分
※プロ:当社認定のエステ資格を有するビューティーディレクター(BD)

ポーラの顔エステ

Science.
美しさの本質に迫りつづける先鋭的なサイエンス

当時はかり売りのために使われていた天秤

1931
はかり売りからスタートした高級化粧品販売

「ポーラ化粧品本舗」の商号を登記。セールスマンによるはかり売り販売を開始。
当時化粧品としては珍しかったはかり売りは、個包装のものとは違い、香りや感触をお客さまご自身で感じていただける販売方法でした。
(写真:当時はかり売りのために使われていた天秤)

泡立てるタイプの洗顔クリーム

1937
クリーム状の洗顔料を発売

今では当たり前になった「泡立てるタイプの洗顔クリーム」を発売。感触、色、香り。何度も試作を重ね、最高品質を追求しました。

銀の流れ

1946
さらりとしたテクスチャーの乳液を発売

当時ではまだ珍しかった、さらりとした感触の乳液を開発。
肌にのばすと銀色に光を放つ美しさに、ついた別名は「銀の流れ」。

ペキュリアコールド

1951
ポーラ美白研究がスタート
美白効果を目的とした「ペキュリアコールド」誕生

ポーラの美白研究の歴史は、1951年に発売された「ペキュリアコールド」という商品から始まりました。
以来、一貫して、シミやくすみといった肌悩みに向き合い、美白研究を続けています。

フォーム状パック

1958
ポーラ初のフォーム状パックが誕生

自宅でのスペシャルケアを、ということで開発。
驚きと感動を生んだ逸品です。

エクセルシリーズ

1961
肌タイプに合わせた肌性別ブランド、誕生

当時まだ珍しかった、肌タイプ別のお手入れ提案をスタート。
S(シルキー)・R(リッチ)のラインをもつ「エクセルシリーズ」を発売。

ポリシマ

1972
東洋思想から。ポーラの極みという意味を持つラインが誕生。

東洋思想に着目して開発された、天然植物エキス配合の「ポリシマ」シリーズが誕生。
ポリシマは、ポーラの極み(ラテン語でイッシモ)から命名。

ルミエラMC2

1984
ビタミンC誘導体を化粧品へ配合。

1983年、業界初の薬用美白成分として認められたビタミンC誘導体。
ポーラは1984年に発売されたルミエラMC2に、初めてこの成分を配合しました。

B.A

1985
エイジングケアシリーズ「B.A」誕生

肌の力を最大限に引き出してこそ、真の美しさが生まれるという「バイオアクティブ理論」のもと、ポーラ最高峰エイジングケアシリーズ「B.A」が誕生。
肌研究を真皮細胞の領域へと拡大していきます。
B.Aで現在までに獲得したベストコスメは426冠。(2024年8月末時点・1位受賞数)
業界をリードするブランドとして、成長をつづけています。

APEX

1989
パーソナライズブランド「APEX」誕生

ポーラの細胞レベルの研究力、一人ひとりの肌を見つめるカウンセリング力の結集としてパーソナライズブランド「APEX」が誕生します。
この当時からポーラが預かってきた肌データは約2,140万件。(2024年12月末時点)
このビッグデータの蓄積により、さらに革新的な研究が進みます。

ルミエラホワイティシモ ホワイトショット

1998
美白有効成分「ルシノール®」承認

10年の歳月をかけ、適切な安全性をかねそろえた美白有効成分として「ルシノール®」が承認されました。
同年「ルミエラホワイティシモ ホワイトショット」が誕生。
※4-n-ブチルレゾルシン

2003
エイジングケアが本格的トレンドに

化粧品業界で本格的にエイジングケアが盛り上がり始めます。
「ダイナミックバイオアクティブ理論」へと進化したB.A第3世代「ザ ローション B.A」が誕生。

B.A ザ クリーム

2009
業界で初めて肌の糖化に着目。B.A ザ クリーム誕生

化粧品業界で話題となった「糖化」へのアプローチをポーラがいち早く進めます。
「オールエリア バイオアクティブ理論」を搭載した「B.A ザ クリーム」を発売。
※角層

B.A グランラグゼII

2013
オートファジーサイクル®に着目

エイジングに抗うのではなく、重ねた時間を肌の美しさに活かすという発想の転換から生まれた「オートファジーサイクル®」に着目。
B.A グランラグゼIIが誕生。

第5世代B.A

2015
修復から誕生へ。「バーシカン」に着目。

肌誕生因子である「バーシカン」を捉える研究から、「ジェネシスバイオアクティブ理論」へと進化。
第5世代B.Aが誕生。

ポーラ リンクルショット

2017
日本初承認※1のシワ改善薬用美容液「ポーラ リンクルショット」誕生

2016年に、それまで14年間にわたる研究の成果としてシワ改善有効成分「ニールワン®※2」が国内初・厚労省に認可され、2017年にこのニールワン®を配合したシワ改善美容液「リンクルショット メディカル セラム」を発売。
※1 シワを改善する医薬部外品として2016年7月に初承認された製品
※2 三フッ化イソプロピルオキソプロピルアミノカルボニルピロリジンカルボニルメチルプロピルアミノカルボニルベンゾイルアミノ酢酸Na

ホワイトショットLX/ホワイトショットMX

2019
美白有効成分「PCE-DP」を配合した「ホワイトショットLX」「ホワイトショットMX」誕生

表皮細胞のエネルギーを爆発的に高める「エネルギー美白」で、メラニンの蓄積を抑え、シミ・そばかすを防ぐ美白有効成分「PCE-DP(ピース ディーピー)」を開発。
ホワイトショット初のローション・ミルクに搭載。
※美白有効成分デクスパンテノールW

Science.を軸にしたポーラのアイテムはいまもどんどん進化しています。

B.A

ポーラ生命科学研究の最新の理論を注ぎ込み、生命美を感じるような真の美しさを引き出し、ハリ・弾力感・透明感のある肌を目指すエイジングケアシリーズ。

B.A

B.A グランラグゼ

B.Aシリーズ最高クラスの体感を約束。
最高の成分を最高の濃度で配合し、ポーラ究極の美容を提供するシリーズ。

B.A グランラグゼ

リンクルショット

日本で初めてシワを改善する医薬部外品有効成分として認められた「ニールワン®」配合。
肌の奥深くの真皮へ浸透し、シワを改善します。
※ 三フッ化イソプロピルオキソプロピルアミノカルボニルピロリジンカルボニルメチルプロピルアミノカルボニルベンゾイルアミノ酢酸Na

リンクルショット

ホワイトショット

医薬部外品有効成分「ルシノール®」配合の美容液を中心に、常識にとらわれない美白研究で、シミへの不安に向き合い続ける美白ケアブランド。
※4-n-ブチルレゾルシン

ホワイトショット

アペックス

一人ひとりの肌状態を細胞レベルで分析。
カウンセリング情報とともに「ハリシワ・毛穴・シミ・くすみ」の分析結果から、肌にあったケアをお届けするパーソナライズブランド。

アペックス

Science.を支えるポーラ化成工業 研究所。
2024年には、テクニカルディベロップメントセンターにも始動

ポーラの数々の製品を生み出す研究開発を支えるポーラ化成研究所は、世界的な賞を多数受賞しています。

ポーラの研究開発を担う ポーラ化成工業 研究所の受賞実績

IFSCCでの受賞歴は世界第3位

1986年 バルセロナ大会 優秀賞

1994年 ベネチア大会 最優秀賞

1996年 シドニー大会 優秀賞

1998年 カンヌ大会 最優秀賞

2008年 バルセロナ大会 最優秀賞(口頭発表基礎部門)

2012年 ヨハネスブルク大会 最優秀賞(ポスター発表部門)

2014年 パリ大会 最優秀賞(口頭発表基礎部門)

2015年 チューリッヒ大会 最優秀賞(口頭発表部門)

2017年 フロリダ大会 ポスタートップ10

2023年にはIFSCCの専門学術誌にて若手の優秀な論文に贈られるHenry Maso賞を受賞

Art.
美しさの本質に迫りつづける先鋭的なアート

パッケージ

時代を超えて感じる、ポーラならではの美意識

1947年発売のキャンディ型がかわいいまゆずみ(アイブロークリーム)、1959年発売のトラベルセットや、1970年発売のレモンイエローのボトルが爽やかな美白アイテム「オキソトーナー」。
今みても気持ちが弾むようなこのパッケージはすべて、ポーラが50年以上前に発売していたアイテムです。

パッケージ

パッケージ一つひとつから、感受性のスイッチを全開に

ポーラのパッケージデザイナーたちも「感受性」をテーマにすべての商品開発にこだわります。共通するアプローチは「常識を超えていくこと」。
容器としての機能的な側面だけでなく、また、ただ装飾的に美しいだけでもなく、どのように、これまでにない関係性を築いていくか。
そんなこだわりから生まれたパッケージは数々の世界的なデザイン賞を受賞しています。

化粧文化や伝統文化への敬意を常に

化粧文化や伝統文化への敬意を常に

1976年ポーラ文化研究所設立
1979年ポーラ伝統文化振興財団設立
1996年ポーラ美術振興財団設立
2002年ポーラ美術館開館
2009年ポーラミュージアムアネックス開館
ポーラは、美しさへの提案を拡張していくさまざまな活動を行っています。

Science.Art.Love.を合言葉に。
これからもポーラは進化しつづけます。

BACK NUMBER