サイエンス

ホルモン変化について言えば、50歳は「第2の人生」の始まり。

平均寿命約87歳の日本。女性ホルモンが急激に増加する12歳から数えると、50歳前後は女性としての人生の中間地点にあたります。
特に40代後半から50代は肌も変化しやすいタイミング。
そこからスタートする人生も、さらに美しく伸びやかなものであってほしい。
その想いが、アリューの研究開発の根底にありました。

ホルモンとは。

臓器で合成される物質で、血液などにのって運ばれる。
特定の細胞の特定の受容体で受け取り、効果を発揮する。

ホルモンとは。

女性は、ホルモンの変化と生きる。
その一生にフィットする「エイジングケア」を。

ポーラ研究所 肌分析研究室 室長 多田明弘

ポーラ研究所 肌分析研究室 室長 多田明弘

20年以上、何千人という女性たちの肌を実際に見ながら、 研究を続けてきました。女性の一生は、男性よりもダイナミックなホルモン変化を経験します。そこで大切なのは、女性は一時の肌悩みだけにとらわれるのではなく、ホルモン変化や年齢も考えて肌をケアする発想です。

同じ40歳でも、若く見える人と見えない人がいる。
どうして?

肌に影響を与える2大ホルモン。それが、女性ホルモンと成長ホルモンと言われます。
その量は、40代以降の女性では減少傾向にあります。
しかし、同年齢でも、若々しく見える人と老けて見える人などの個人差があります。
どうしてだろう?その疑問が「ホルモンと肌細胞の関係」を研究する始まりでした。

ホルモンと肌細胞の関係

美肌の鍵は、ホルモン量だけでなく、
ホルモンの「めぐり」と「活用力」にありました。

美肌の鍵は、ホルモン量だけでなく、 ホルモンの「めぐり」と「活用力」にありました。

研究の結果、ひとつの発見がありました。ホルモン活用力の存在です。
加齢とともにホルモン量が減少しても、しっかりホルモンが肌までめぐり、肌の細胞にホルモンをキャッチする受容体の数が多い人はたくさんのホルモンをキャッチできる。
つまり、ホルモンを活用する力が高いのです。
さらに、同タイプの人は、肌細胞の活動も活発。
いつまでも若々しくハリのある美しい肌を保てると考えられます。

  • 美白:メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
  • エイジングケア:年齢に応じた化粧品等によるお手入れのこと
  • くすみ:乾燥やキメの乱れなどによる

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