幸せ研究所とは

ポーラは2021年4月より、幸福学の専門家である慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授の前野隆司氏、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属SDM研究所の前野マドカ氏の協力を得て『ポーラ幸せ研究所』を創設しました。

ポーラ幸せ研究所では、従業員やビジネスパートナー、生活者の幸福度の意識調査や、ポーラオリジナルの「幸せ」を構成する因子の特定、幸せ研究に基づくソリューション開発などの活動を通して、ポーラが企業理念に掲げている“美と健康を願う人々および社会の永続的幸福”を追求します。

ポーラ幸せ研究所の調査研究を生かし、一般向けワークショップやセミナーの企画運営、プロダクトやサービスパッケージの設計、接客コミュニケーションの改革などを行い、従業員やビジネスパートナーとその家族、お客さま、ステークホルダー、地域・社会における美しく幸せな生き方、Well-being実現に向けた仕組み作りと社内外への啓発を推進していきます。

及川 美樹 ポーラ幸せ研究所 所長
株式会社 ポーラ 代表取締役社長

ポーラは企業理念に「美と健康を願う人々及び社会の永続的幸福を実現する」と掲げ、商材やサービスでお客さまの幸せを実現して参りました。化粧品を使うときに感じる、癒しややすらぎ、美しさを求めることで自らを慈しみ、向き合う時間の豊かさ、これらはすべて幸福につながるものです。
これからは、その可能性をさらに拡張し、お客さま、ビジネスパートナー、従業員、ステークホルダー、地域社会など、あらゆる方々の永続的幸福の実現をめざします。

今回、前野隆司先生、前野マドカ先生のご協力を得て、幸せ研究をスタートする運びとなりました。幸せ研究によって得た知見を広く社会に還元し、希望に満ちた未来の一助となることを願っております。

アドバイザー

前野 隆司 慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科教授
兼 ウェルビーイングリサーチセンター長

私は幸せの研究をしていますが、幸せな人は、利他的で、誠実で、挑戦心があり、外交的な人であることが知られています。要するに、心の美しい人は幸せなのです。
私は、外見の美しさと内面の美しさは相互作用するのではないかと
考えています。つまり、外面の美しさを創造している人々は、内面の美しさをも育んでいるのではないでしょうか。

We Care Moreという標語は利他性と思いやりを表しています。このように心の美しさを正面から掲げているポーラさんとともに、これまでにない内外面の「美しさ」と「幸せ」の関係について研究し、よりよい世界を築いていくための基盤を担っていくことを、心より楽しみにしています。幸せな世界をともに創りましょう。

前野 ​マドカ EVOL株式会社 代表取締役CEO
慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科付属
システムデザイン・マネジメント研究所研究員

永続的幸福を追求するポーラさんと幸せの研究を行えることを光栄に思っています。
私たちの研究室の研究成果に「美しいものを作っている人は幸せ」という結果があります。つまり、化粧品を作る人も、広める人も、使う人も幸せだと考えられます。お客さまも、販売員の皆様も、会社の社員の皆様も、ともに幸せを育んでいけるということです。このため、様々な側面から美しさと幸せの関係について共同研究していくことを楽しみにしています。
ポーラの皆さんが、人の美しさを通して幸せな世界を広めていることを、研究により明らかにしていきたいと思います。そして、これからもさらに幸せになりましょう。

様々な美と幸せについて研究し、思いやりとケアに溢れる世界を作っていきましょう。幸せ研究所の発展を心より祈念するとともに、ともに歩むことを心より楽しみにしています。

幸せ研究所パンフレット

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