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脂っぽさ脂っぽさ

脂っぽさとは?

皮脂腺が大きく、肌表面の皮脂量が多くベタついた状態です。ニキビや吹き出物、角栓ができやすく、ベタつきや化粧くずれが気になる肌です。

脂っぽさのケアをするには?

気温の上昇や紫外線、ホルモンなどの影響により、過剰に皮脂が分泌されると肌は脂っぽくなります。スキンケア・メーク・ライフスタイル3つの観点から脂っぽさのケア方法をお教えします。

スキンケアのアドバイス

ながすケアで、
過剰な皮脂を取り除く。

皮脂は、肌の上に残しておくと酸化しやすく、ニキビや毛穴の詰まりの原因となるだけでなく、肌アレの原因にもなります。肌に刺激を与えないように、やさしいタッチで汚れを落とすクレンジング法と洗顔法をマスターしましょう。

あなたはやっていませんか?こんな洗い方はNG!

クレンジングだけを使用して洗う。

メークなどの汚れはクレンジングで汗や皮脂など肌由来の汚れはウォッシュで。メークをした日はダブル洗顔をしましょう。

熱いお湯で洗顔する。

ベタつきをさっぱりさせるために
熱いお湯で洗顔するのはNG。肌に必要なうるおいまで奪われてしまいます。皮フ温に近い32~33℃のお湯で洗いましょう。

一日に何回も洗う。

夏は何度でも洗顔したくなりますが、基本は朝晩2回を心がけて。回数ではなく洗い方を重視しましょう。

基本の洗顔法こちら基本の洗顔法

Tゾーンケアを習慣に。
部位差を考えたケアを。

脂っぽくなるTゾーンはミルクやクリームの使用量を少なめに。乾燥している部分には、うるおいを「みたす」ケアを。週に1~2回は、スペシャル洗顔やマスクもおすすめです。

皮脂分泌を増やす紫外線に要注意!
1年を通して紫外線ケアを。

紫外線はターンオーバーを乱して、皮脂の分泌量を増やします。1年を通して紫外線カットを心がけましょう。日ヤケ止めは、額、両頬、鼻の5点に置き、ムラなく丁寧になじませて。

日ヤケ止めの塗り
モレ・塗りムラを
防ぐテクニック
こちら日ヤケ止めの塗りモレ・塗りムラを防ぐテクニック

メークのアドバイス

ファンデーションは油分が少ない
パウダリィタイプがおすすめ。
なるべく薄めに仕上げましょう。

化粧もちをよくするには、油分が少ないパウダリィタイプを。下地でカバーした後にルースパウダーなどで薄く仕上げるのもおすすめです。皮脂分泌を活発にする紫外線はカットしたいので、必ずUVカット効果のある化粧下地を使用しましょう。グロータイプやツヤタイプはテカリを強調させてしまう事があるので、セミマット~マットで程よいツヤ感を出すのが◎です。チークカラーもマットまたはパール感の少ないものを選びましょう。

3分でできる
スピードリタッチテクニック。

メークもちをよくするためには、こまめにメーク直しはもちろんですが、メークが大きくくずれてしまった時は、潔く拭き取ってスピーディに直せば、3分で朝の仕上がりに。

①くずれた部分をミルクを含ませたコットンで拭き取ります。
②ティッシュで押さえ、肌の上に残った余分な油分を吸い取ります。乾燥肌の人はTゾーンのみを抑えます。
③清潔にした肌にファンデーションを塗ります。

ライフスタイルのアドバイス

おすすめの栄養素と食材で
からだの中からケア。

炭水化物、糖質、脂質などの摂り過ぎは、皮脂分泌を抑えるビタミンB2の不足を招きます。暴飲暴食を避け、バランスのいい食生活を心がけましょう。

入浴、香りなどでリラックス。
その日のストレスは
その日のうちに。

イライラは、皮脂量の増加を引き起こす原因のひとつです。なるべくストレスを溜め込まないように、リラックスできる時間を作りましょう。例えばお風呂。ぬるめのお湯にゆったり浸かることで副交感神経が優位になるうえに、過剰な皮脂を取り除きやすくなるメリットも。好きな香りを楽しむのも、リラックスにつながります。入浴剤やアロマなどを取り入れるのはもちろん、毎日のスキンケアで香りを楽しむなどでもOKです。

もっと分かる!脂っぽさのこと①夏場は皮脂の分泌がピークに!

皮脂は季節や時間帯に関係なく、常に分泌されていますが、夏に向かって気温が上昇し、日差しが強まるにつれて、皮脂の分泌量も増加します。特に、6月から9月にかけてピークに。さらに、皮脂の組成までが変化し、メラノサイトを刺激する炎症物質を多量に発生させる皮脂「遊離脂肪酸」の割合が急増。夏日(外気温平均25℃以上)が続く時期は、特にご注意を。


もっと分かる!脂っぽさのこと②夏は他の季節より大気汚染物質が3.7倍も付着!

夏の肌アレを起こす原因の1つ「肌荒大気」により、汗や皮脂が多い夏の顔には、P M 2 . 5などの大気汚染物質が付着しやすいことがわかりました。特に、目頭・小鼻・あごのくぼみなど、顔のくぼみには大気汚染物質が残りやすいため、丁寧な洗顔を心がけましょう。※ポーラの造語。「肌荒大気」の「大気」とは大気汚染物質などのこと