
ニキビ
ニキビとは
毛穴がつまり炎症を起こした状態です。乾燥ケアタイプと皮脂ケアタイプがあります。


コメドの形成
出口を失った皮脂や角層細胞がつまってふくらむとコメドになります。

赤ニキビ
毛穴の中でアクネ菌が増殖。毛穴、肌内部の活性酸素が増加し、赤く腫れて炎症を起こします。触れると痛みがあります。
ニキビのケアをするには?
乾燥ケアタイプは、紫外線や物理的刺激をなくすこと。皮脂ケアタイプは、過剰な皮脂や汚れを取り除くことで、毛穴をふさがないようにすることが大切です。
スキンケア・メーク・ライフスタイル3つの観点からニキビのケア方法をお教えします。
こんな人は注意!ニキビのチェックポイント
□ 洗顔やお手入れの際に、肌を強くこすりがち。
□ 正しい化粧品の使い方、正しいお手入れをしていない。
□ 紫外線を浴びる機会が多い
□ ストレスを感じている
□ 食生活が乱れている
スキンケアのアドバイス
1.毎日のケアを、優しく丁寧に行いましょう。

ニキビを防ぐためには、何よりも毎日のケアを優しいタッチで丁寧に行うことが大切です。丁寧な洗顔で余分な皮脂や汚れを取り除いた後、みたすアイテムで、うるおいを補給し、まもるアイテムで紫外線から肌をまもりましょう。
※ニキビが炎症を起こしている場合は、その部分への化粧品の使用は避けましょう。悪化している場合は、皮フ科専門医に相談を。
ながす
不要なものを流し、肌のゴワつきをやわらげます。
クレンジング

油性の汚れ(メーク)をオフしながら、角層のゴワつきをなめらかに整えます。
ウォッシュ

水性の汚れ(汗、皮脂、古い角層など)をオフしながら、必要なうるおいはキープ。
みたす
うるおいと美容成分※でみたし、角層を整えます。
- 保湿成分
ローション

水分と美容成分が角層に浸透。うるおいで満たし、角層のすき間を埋めます。
ミルク

水となじみの良い油分を配合し、角層構造をなめらかに整え、肌のうるおいをキープ。
クリーム

肌表面にしなやかな膜を形成し、うるおいをキープ。
まもる
紫外線などの外部ダメージを受けやすい日中の肌を守るとともに、肌をなりたい印象に演出します。
日ヤケ止め

紫外線などのダメージから肌を守り、日中の角層をケア。
アンダーメーク

肌表面をなめらかに整え、ファンデーションの密着や化粧もちを高めます。乾燥や紫外線など日中のダメージから肌を守ります。
ファンデーション

乾燥や紫外線などの日中ダメージから肌を守ると共に、肌の色ムラや凹凸を整え、肌をより美しく見せます。
2.ニキビを防ぐアイテムでお手入れを。

ニキビは皮脂の多いところでアクネ菌が増殖し、炎症を引き起こす原因になります。基本のお手入れに、ニキビを防ぐ有効成分の入ったアイテムをプラスするのもおすすめです。
メークのアドバイス
1.ミニマムなベースメークで気になるニキビをカバー。
赤くなり炎症を起こしているニキビにはメークをしないのが基本。でも、どうしてもメークで隠さなくてはならない時は、ノンコメドジェニックの化粧品を使用するのがおすすめです。ファンデーションは、なるべく肌に刺激を与えないように、肌にふわっとのるパウダリィタイプの使用を。

赤いニキビがある場合
自分の肌色より少し暗い色のコンシーラーを選んで、赤みが気になる部分に優しくのせ、指でなじませます。

顔全体の赤みが気になる場合
イエロー系のコントロールカラーで。顔全体に薄く塗り、赤味をカバーしてからファンデーションを塗ります。
2.使用するメーク道具はいつも清潔に保つこと。

ファンデーション用のパフやスポンジ、アイカラー用のチップなどは、いつも清潔にしておきましょう。専用の洗浄剤がなくても、固形せっけんで十分キレイになります。すすいでタオルで水気を切り、陰干しでしっかりと乾かしましょう。ただし、ブラシ類は水洗いすると毛が傷むのでNG。ティッシュなどで汚れを払う程度にして肌に違和感を感じたら取替えを。
3.ニキビが気になる時こそ、目もと・口もとを印象的に。
ニキビが気にならないように、印象的な目もと・口もとの演出を。強めのポイントメークで、ニキビから視線を外すことができます。

色とツヤで口もとに注目を集めて。
口もとに鮮やかなカラ ーとツヤを。特にリップグロスのツヤは視線集中効果大!

アイラインで目力をアップ。視線をそらす。
アイラインを引くとまなざしが強くなるので、ニキビから視線を外すことができます。
ライフスタイルのアドバイス
1.おすすめの栄養素と食材でからだの中からケア。
暴飲暴食、炭水化物、糖質、脂質などの摂り過ぎは、ビタミンを不足させ、皮脂分泌を活発にさせます。また、便秘もニキビの原因になります。

ビタミンC
炎症や皮脂酸化を抑える

ビタミンE
炎症や皮脂酸化を抑える

ビタミンB2
過剰な皮脂分泌を抑える

ビタミンB6
過剰な皮脂分泌を抑える

食物繊維
整腸作用
2.タオルや枕カバーなど、肌に触れるものは清潔に。

ニキビのケアには、とにかく肌を常に清潔に保つことを心がけましょう。お手入れに使うアイテムだけでなく、枕カバーやタオルなど、肌に触れるものはこまめに洗濯を。
もっと分かる!ニキビのこと①
長時間のマスク着用で、ニキビなどの肌トラブルが増加!?

ポーラのパーソナイラズドサービスブランド「APEX」の調査によると、長期間のマスクの着用により、8割前後の方が肌アレなどの不調やトラブルを感じていることがわかりました。その中で、最も多いトラブルが「ニキビ・吹き出物」という結果に。最近では一日中、マスクをしていることも多いですが、より丁寧なケアを心がけましょう。

実際にマスクをしたことで、どんな肌の不調やトラブルを感じましたか?
マスクによる肌の不調で最も多いのは、「ニキビ・吹き出物」という結果に。
もっと分かる!ニキビのこと②
マイクロダスト®と紫外線でニキビが悪化!気象環境とニキビの関連は。

マイクロダスト®により角層の肥厚が起こると、毛穴がつまり、ニキビの原因になることがあります。
また、日照時間が長くなることでUVによる皮脂の酸化が促進され、ニキビが悪化することも。ポーラでは、気象環境の変化によるニキビを環境ニキビTMと呼んでいます。マイクロダスト®の量と日照時間が長くなり始める3月からは特に注意を!
毛穴:角層の毛穴