やりたいこと。やりがい。
どちらも、手に入れたい。
[ビューティーディレクター インタビュー]
初めて就いた仕事は、ポーラ。
彼女の背中には、責任と夢がある。
ポーラ A-hum中津(アウンナカツ)店 ショップオーナー渡辺香純さん
22歳でショップマネージャーに。
順風満帆の先に、待っていたもの。
美容専門学校を卒業後、20歳でポーラの仕事に就いた渡辺香純さん。
着実にステップアップを重ね、現在は自身を育てたオーナーと共に、梅田店のマネージャーとして働く。
とにかく仕事が大好きな彼女は、毎日店舗に通うことが楽しいという。
順風満帆のようだが、悩んだ時期もあった。梅田店を立ち上げたばかりの頃。
まさに思い描いた理想のお店が実現した。しかし、いざスタートしてみると、自問自答の日々が続く。
マネージャーの立場にふさわしい仕事ができているのか。
オーナーに頼りっきりで何も貢献できていないのではないか。
「それまで誰かに守られて生きてきて、何かを背負う経験がなかったんです。こんな重い責任、私には無理じゃないかなって」
そのポジションにふさわしい、
私になればいい。
ちょうどその頃、お店に通っていたお客さまをスタッフとして迎え入れた。
渡辺さんが、ぜひ一緒に働きたいと願った女性だった。それが心の転機になった。
「この人を立派に育てたい。私自身がオーナーに育てて頂いたように、働くやりがいを伝えながら、私も一緒に頑張っていこうと」
自分のためではなく、人のために頑張る。そして、彼女は壁を乗り越えた。
「今できることを全力で、立ち止まらずにやっていけば、道が開けてくるのかもしれません。ポーラでは、活躍されている女性ほどいつも笑って、いきいきと仕事をしています。そんな女性の姿から、いろんなことを学びました」
そう微笑む彼女も、すでに誰かの目標なのかもしれない。
(※内容は2016年当時のものになります。)