アペックスの男性肌データから特徴を分析
男性肌はニキビリスクが低い一方で、透明感・皮脂毛穴レスへのケアが必要

株式会社ポーラ(本社:東京都品川区、社長:及川美紀)は、ダイバーシティ経営とジェンダー平等を掲げ、昨今、美容意識の高まりはあるものの未だ美容に対してハードルを感じやすい男性にも、自分の肌を知っていただくきっかけを増やしたいと考え、本年から男性(自認を含む)への肌分析を推進しています。
2020年7月1日~2021年6月30日までに採取した男性肌データ3,757件をもとに導き出された男性肌の特徴や、気にしている肌悩みと肌分析結果の比較、ライフスタイル・コンディションの特徴を分析しました。

実際の肌状態を分析した結果、男性の肌特徴は、ニキビの要因となり得る「ホルモンバランス」「ニキビリスク」のスコアが良い状態である一方で、「透明感」「皮脂毛穴レス」のスコアは低い結果となりました。
ところが気にしている肌悩みにおいては、「乾燥」「ニキビ・吹き出物」と回答した方が多く、肌分析による実際の肌状態と比較すると、『乾燥に関連するうるおいスコア』『ニキビ・吹き出物に関するニキビリスクスコア』どちらも、お手入れが必要な上位2項目には入っていません。
実際の肌状態と、気にしている肌悩みとは必ずしも一致しないことが多いため、肌分析を通して自分の肌を正しく知り、一人ひとりの肌に合わせたケアや生活習慣の見直しが大切であるとアペックスは考えています。

男性のライフスタイル項目の特徴においては、「PC・スマホをよく使う」「運動不足」に当てはまると回答された方が多く、このことがコンディション項目において当てはまると回答された方が多い上位2項目である「肩や首がこりやすい」「朝すっきり起きられない」につながっていると考えられます。

特に寝る前のPC・スマホの使用は自律神経の乱れを引き起こし、良質な睡眠が取れないため、皮脂が過剰に分泌することもあります。このことが、皮脂による毛穴の目立ちを表す皮脂毛穴レススコアの低下につながっている可能性があります。また、運動不足や首・肩のこりは血行不良を招く要因にもなり、その結果、酸素や栄養の巡りが悪くなり、血色が失われることで透明感スコアの低下につながる可能性も考えられます。

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