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セルフイメージを探求する「育自の魔法」

「セルフイメージを探求する“育自の魔法”へようこそ」と、木村さんの一言で始まった今回。育児と思いきや、育自です。一体なんの取り組み? 大井さんが説明してくれました。「育自の魔法は、山口ひとみ代表が率いるNPO団体。育児時代、ママ友と本音の会話ができず孤独感に悩んだ自身の体験から、“本当に自分の気持ちが出せる場をつくりたい”と始まりました。自分らしさが育つから、育自。今日はそれを実感して帰っていただければと思います」。まずは皆さんでインタビューしあう自己紹介タイム。2人1組で一通り話を聞きあったら相手を変え、3分間のうちになるべく多くの人と話します。たくさんの方としゃべることで、皆さんの表情も一気にほぐれました。続いて「私は○○だ」とたくさん列挙してある紙の○○部分を3分間で可能な限り埋めていくワーク。「内面的なことを書きましょう。たくさん書ける人ほど自分を知っていて、自分を知っているだけ他者を受け止める懐が広くコミュニケーション力も高いそうです。ただ今書いたのは自分が思う自分で、必ずしも自分とイコールではありません。自分をどう思うかは、かつて他者から言われたことや自分の経験から作られます。何かの色眼鏡で自分を見ていたとしたら、別の眼鏡にかけかえることもできます。眼鏡をかけていることに自分で気づいてない人には、まず気づいて眼鏡かけかえられることを知ってほしいですね」。2つめのワークでは、生い立ちから今までの自分の人生を一本の線で表現。特徴的なトピックがあったらそれも書き込み、4人一組でお互いにシェアします。「聞く人はお話する人の方に全身を向け、うなずきながら聞くこと。しゃべっている間は余計な口は挟まないこと。話す人は、ご自分が話したくないことは話さなくて大丈夫です」。お互いが安心して話せるように考えられたルールのもと、一斉に語り合う皆さん。自分の一生を他者に語ることはなかなかありませんが、この機会に改めて気づくことがたくさんあったのではないでしょうか。そしてラストはお互いの素敵なところを伝えあうワーク。褒め言葉をプレゼントしあうやりとりに、会場内も温かな雰囲気に包まれました。参加した皆さんからは「長い話を聞いていただけて良かった。これからはもっと自分を好きでいたい」「自分をプラスの状態で出すと、相手もプラスで返してくれる。そんなやりとりにお腹の底から温かくなれるなと思いました」「この歳になると褒められることはなかなかない。だから今日はちょっとハッピーな気持ちで帰れます」など、前向きなお言葉がたくさん寄せられました。「皆さんそれぞれ素晴らしい気づきがあったようですね。本音で語ることはなかなかない機会ですが、それぞれ気づきを持ち帰っていただければ嬉しく思います。そしてぜひ自分を大事にする感覚を持ち続けてください(大井さん)」。