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これからの時代の私らしい働き方

プロデューサー 富田 剛史さん
日本ママ起業家大学、通称「ママ大」は、ママに特化して起業に必要なことを学ぶ実践スクール。学長の近藤洋子さんは、才能のある女性たちの起業をサポートしながら、ただ収入を得るだけではなく、仕事も家庭もどちらも大切にする幸せな働き方を模索しています。「最近、“働き方改革”という言葉を耳にする機会が多くなりましたが、政府が主に力を注いでいるのは時間。でも時間のコントロールをしても、本質的に幸せな働き方ができるでしょうか。私たちママにとってかけがえのない家庭と仕事、夢と収入、これらをどれも自分が掲げたサイズで実現していくことを、今日は皆さんと一緒に考えたいと思います」。同大学の理事でメディアプロデューサーの富田剛史さんは、インターネットが情報流通の主役になってから、仕事のあり方が決定的に変わったと言います。「SNSの大流行で誰もが簡単にマーケティングができるようになり、たった一人でもリアルビジネスができる時代になりました。仕事は価値を生み出し、価値は3つの報酬をくれます。すなわち、収入、周りの評価、そして自己満足。誰に褒められなくても、1円のお金にならなくても、仕事からは喜びという報酬が得られる。この3つの報酬をバランスよくもらうことを目指しましょう」
ママ大の一期生で、実際に自ら起業した会社を経営なさっている方のお話を交えながら、後半はランチミーティングに。気兼ねなく発言できるゆるやかな雰囲気の中、個人的な相談会にもなりました。近藤さんは、起業といっても難しく考えず、まずはトライしてみることが大切と言います。「まずは欲しい収入を決めます。そのためには、どんな商品、サービスが必要で、客単価はいくらで何件売るのか。さらに、朝ごはんの支度はどのくらいかかるか、家族と過ごす時間はどのくらいか、自分が幸せでいられる条件を追加していきます。こうやって自分事化していくと、そのビジネスが独立できるどうか、ビジョンがみえていきます。そこまできたら、どんどん実践。プールサイドで教本を読んでいても泳げるようにはならないので、まず飛び込む! トライ&エラーを続けて小さな成功体験を積み重ねてください」。起業を考えている人も、自分らしい働き方を模索している人も、今よりもっと幸せになるために、さまざまなアイデアと人とのつながりが得られる時間になりました。