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英会話力アップのヒミツ

「OK,まず、隣の方の似顔絵を描いてください」。なぜか絵を描くことからスタートした今日のトーカーズテーブルは、英会話上達のヒントを学び、海外の人とのコミュニケーションで大切なコツを知ること。スピーカーのイムラン スィディキさんは、日本人が英会話に対して苦手意識を持ちがちなのは、日本人の“すみません”メンタリティが原因といいます。「今、描いた似顔絵を相手に見せる時、“すみません、下手で”と言いませんでしたか? 決して下手ではなくても“すみません”と言ってしまうのは、他者の評価が気になってしまうから。英語を話す時も、ネイティブの方に下手だと思われたらどうしよう、という苦手意識が抜けないからです」。イムランさんいわく、英語を話す時に一番重要なのは、Quantity、会話量。「お見合いなどで、すごく素敵な異性があなたの前にいたとします。でも質問をしてもたった一言しか返事が返ってこなかったら、その人は、自分と話しをしたくないと思ってしまいませんか? 会話量を増やすには説明をすること。ExampleとEpisodeを入れていってください。週末、映画を観たことを伝えるなら、何を観たのか、誰と見たのか、なぜ観に行ったのか。これらを入れて話すことで相手の理解度がより高まり、コミュニケーションが成立していくのです」
次はspeed。話しかけられたらすぐに反応するレッスンです。「とにかく相手の話にリアクションをとることが大切です。今日は、相づちに使える4つの言葉を覚えてください。『Oh really?』『That’s nice』『I see』『Wow』。これらはすべて『へえ~』です。伝え方、テンションの違いで意味が変わっていきますので、この4つの言葉で自分の感情を相手に伝えてみてください」。参加者同士、身振り手振りも交えながら英話でコミュニケーションを楽しんでいると、相手との距離もぐっと近づいていくようです。「英会話上達のためには、英語で話せる表現を増やしていくことです。それにはPreparation、準備が重要です。難しい英語でなくてもいい、英単語を100個覚えるより、とりあえず自分の身近なことから20個トピックスを作ればかなり話せるようになります。相手はあなたの英語の能力や細かい文法などは、思ったほど評価はしません。マイナスに考えず、毎日レッスンを続けていきましょう」