POLA TALKER'S TABLE(ポーラ トーカーズ テーブル)
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TALKER’S TABLE REPORT
4/9(sun)

美と健康に響く「音楽のチカラ」

Speaker和合 治久さん

音楽って体や心に良さそう。そのなんとなくの認識に科学的根拠があることを教えてくださるのが、音楽療法の研究者、和合先生です。「ストレスフルな現代社会では自律神経を乱しがち。交感神経が過剰になると頭痛や肩こり、冷え性などの“未病”になり、放置すると高血圧や心筋梗塞などの病を引き起こします。未病の段階からいかに健康に導くか。その手段として音楽療法の研究を始めました」。なんでも、周波数(音による空気の振動)の善し悪しが健康を左右するそう。和合先生が長年研究しているのが、和音が豊富なモーツァルトの音楽。副交感神経のスイッチが入る周波数の曲が多いそうです。早速代表的な曲 ‶ディベルティメント136番 第一楽章″を、ヴァイオリニストの調雅子さんに弾いていただきました。「この曲には副交感神経が分布する脳幹部に波及する4000ヘルツほどの周波数が含まれています。聴いているうちに副交感神経が刺激され、体が一気に温かくなっているはずです」と和合先生。ちなみに副交感神経のスイッチは汗腺や皮脂腺にも波及するため、音楽を聴くことは肌の潤いにも効果的なのだとか。では音が全く無い世界だと人はどうなる? 実際に無音にして、皆さんの感想をうかがいました。「居心地が悪い」「殺伐としている」などネガティブ発言が続々。音は感情に深く関係していることに、改めて納得です。
「音楽を聴くことで副交感神経が働くと唾液も出て、免疫力もあがります。80歳以上の高齢者は唾液がほとんど出ないため誤嚥性肺炎による死亡が大きな問題になっていますが、音楽療法は寝たきりの方にも行えるところがいいですね。音楽は人間がつくりだした素晴らしいもの。色々な場面で活用して、健康寿命を延ばしてほしいです」。
POLA TALKER'S TABLE会場内の音楽監修もしてくださっている和合先生。会場では、素晴らしいハイレゾリューションシステムのステレオで、その音楽を体感できます。イベント開催時以外も自由におくつろぎいただけますので、ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。

speaker

和合治久

埼玉医科大学短期大学 名誉教授
東京農工大学大学院修了後、京都大学にて理学博士取得。国際個別化医療学会顧問。日本における免疫音楽医療研究の第一人者。専門は免疫生物学、免疫音楽医療学で、人間を含めた動物の健康維持機構を研究。テレビ・ラジオ・医学雑誌で活躍。「21世紀の音楽療法を考える」(日研くおん出版事業部)など著書多数。「脳活性のためのミュージックセラピー」など音楽療法CDの監修も手掛ける。

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