
開催されたPOLA TALKER’S TABLEの内容をご覧いただけます。





本を通して語り合う「美と変身」

あいにくの雨の日曜日に集まってくださったのは、これまでもさまざまな会場でオフ会を実施している「スゴ本オフ」メンバーの皆さん。「私の知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」という人気ブログの書き手さんがスタートさせたこのオフ会は、1つのテーマに基づいて本(本だけでなく映画でも音楽でもOK!)を持ち寄り、5分程度で紹介しあい、交換しあう、というありそうでなかったスタイルで進みます。と言っても、集まった本の優劣を競うわけではなく、本好きであれば老若男女誰でも参加できる気楽な雰囲気も魅力的。インターネット上で本を買うことが多くなるにつれ、自分が読む本、見つけられる本の幅が狭くなりやすい時代だからこそのかなり面白い試みです。「こないだの本、読みましたよ」「あ、持ってきた本がかぶってる!」そんなメンバー同士のゆるっとした会話から、今日の「スゴ本オフ」が始まりました。
「美と変身」という今日のテーマで、ずらっと並んだ本は多種多彩。「美の歴史」「醜の歴史」(ウンベルト・エーコ、東洋書院)、「娘役」「男役」(中山可穂、角川書店)、「美術の物語」(E.H ゴンブリッジ、ファイドン)、「二流小説家」(ディヴィッド・ゴードン、ハヤカワ・ミステリ文庫)、「大人のための残酷童話」(倉橋由美子、新潮文庫)などなどの興味深い本に混じって、漫画「ドラゴン・ボール」(鳥山明、集英社)までが並ぶのはなかなか目にしない光景。詳細はこちらのブログでも紹介されると思いますので、ぜひチェックしてみてください。
他人を熱くした「スゴ本」との出会いは、これからの人生のストーリー展開をぐっとドラマティックに、自分らしく動かす力になりそうです。自分のテリトリーを超える。そんな経験こそ、一歩前へ進む原動力になるのです。
ブログ(わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる)
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