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幸せのカタチは人それぞれ

「今日は井戸端会議。私は皆さんの中心にいる“おばちゃん”と思ってください。よろしくお願いします!」。やや緊張した会場の空気を和ませてくださった近藤洋子さん。FMラジオDJとしてご活躍後、4年前より女性の起業を支援する「日本ママ起業大学」を立ち上げました。「私が大学で一番伝えたかったのは、一度限りの人生を自分らしく生きること。世間が求める型に当てはめず、自分で自分の人生をハンドリングしてほしいのです。諸外国を視察して気づいたのは、日本人は仕事も家庭も型にはめられて“ねばならない=have to”と考えるけれど、欧米人は“やりたい=want to”で考えるということ。限りある人生、最後に“幸せだったな”と言うためには“やりたい”を大事にすることが大切だと思います」。後半の“幸せのカタチ”を見つけるワークショップでは、「好きなこと」「得意なこと」「大切にしている価値観」など4つの問いから皆で答えをシェア。「若い人や同じような悩みを抱えている人をサポートしたい」「半径3mの家族や友人との幸せを大事にしたい」と、自分自身を探って出てきた回答に近藤さんからも素晴らしい!と拍手が。その後も様々な議題をもとに、各テーブルで“井戸端会議”が行われました。またこの日は東日本大震災から丸6年。近藤さんも親類の方が被災し、一時共同生活を送られたそうです。「あの日を境に、私たちは何が幸せで何が大切なのかを考えるようになりました。幸せのカタチを考える今日のテーマはきっと必然。この時間が、皆さんのこれからの、それぞれの人生に役立つ時間となれば幸いです」。