POLA TALKER'S TABLE(ポーラ トーカーズ テーブル)
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開催されたPOLA TALKER’S TABLEの内容をご覧いただけます。

TALKER’S TABLE REPORT
2/26(sun)

カッコつけない本当の私

Speaker園田 マイコさん

幼い頃に名付けられたニックネームは“キリン”。なるほど、スラッと背が高くて姿勢もよく、笑顔が素敵なマイコさんの登場です。39歳で乳癌が発覚、つい最近の2015年まで闘病をしていたそう。「当時は、離婚して、シングルマザーで中学2年生の息子がいて、母の看病などもしていて。どうしよう。先が見えない。身動きが取れない。お金や仕事はどうなるの。あ〜、私死ぬんだ。あとどのくらい生きられるんだろう。そんな風にマイナスのことばかりが頭に浮かんで。目の前がまっくら、頭の中はまっしろ。トンネルの中に一人ぼっちでポツンといるような気持ちでした」 ちょうど反抗期の頃でコミュニケーションが減りがちだった息子さんに病気を告げた時、彼がしっかりと抱きしめてくれたんだとか。「その時、この子のために絶対に生きよう。癌に負けられない。そう強く思いました。それで思いきって、レギュラーで仕事をしていた女性誌やブログを通じて病気を公表したら、たくさんの方からメッセージをいただいたんです。私を支えてくださったのは同じ乳癌の先輩たちでした。今でも、乳癌サバイバーの友人は大勢います」乳癌の経験から変わったことは、人に甘えられるようになったこと。「もともとは頼るのが苦手だったんです。でも、誰かがいてくれるって本当にありがたい。やっぱり人と人との関係が大事だと病気になって改めて思います。ん〜再婚したい!(笑)」最後にはマイコさんを囲んで参加者みんなでパチリ記念撮影。「毎日を丁寧に私らしく暮らして、人生が終わる時に、この人生楽しかったなと思いたい。こんな風に考えるのも、乳癌になって死を近く感じた経験のおかげかもしれません」

speaker

園田 マイコ

1969年生まれ。「LOEWE」「クロエ」「FENDI」などのファッションショーや雑誌、CM、テレビなど幅広く活躍中。「ベジフルビューティーセルフアドバイザー」の資格を保有しており、食に対する関心も非常に高い。
39歳で乳がんと診断され、温存手術を受ける。40歳のとき「モデル、40歳。乳がん1年生。」を出版、近年はピンクリボン運動に関わり、講演活動を全国で実施している。22歳になる息子の母でもある。

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POLAビューティーDELI

「WE/」WOMAN・EVOLUTION

女性たちが、自分の中に眠る可能性を解き放ち、
一歩前へと進むきっかけ、
それは新しい出会いの中にあります。

ポーラは2017年から、
この新しい出会いを提供する
「WE/プロジェクト」をスタート。
肌を美しく導くことだけにとどまらず、
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もっとポジティブに輝き続けるための
サポートを行なっていきます。

「新しい人」と出会うことで、気づく。
「新しい考え」と出会うことで、刺激される。
「新しい社会」と出会うことで、変わっていく。

これまでの常識にとらわれずに、
人生の視界をぐっと広げるような
新しい出会いが、一人ひとりの美まで高めていく。
これからの社会を活発に動かす主役となる、
自由で聡明な女性たちのためのプロジェクトです。