POLA TALKER'S TABLE(ポーラ トーカーズ テーブル)
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開催されたPOLA TALKER’S TABLEの内容をご覧いただけます。

TALKER’S TABLE REPORT
2/25(sat)

一番でないことが自分らしさ

Speaker池坊 美佳さん

初回POLA TALKER‘S TABLEのスピーカーとして登場してくださったのは、池坊美佳さん。温室のような不思議な空間で、ヨガボールでできた椅子に座る参加者との交流は、美佳さんにとっても初めての体験だったとか。「池坊の家に次女として生まれた私は、いつも、いいな〜父は、いいな〜姉はと思っていました。トップになることのない私は、孤独で不幸。そんな風に感じていたんです」。550年続く伝統的な組織である池坊の中で、娘という特別な立場から同期とも馴染みきれない疎外感や社会人としてのバランスなどに悩んだこともあったという。「そんな気持ちを変えてくれたのが、私にぜひ、とリクエストをいただいたイベントでした。家元にならない私でいいの? 始めはそんな風に感じて。でも、こだわっていたのは自分だけで、本当は私にもいろいろな可能性があることに気がついたんです。トップになることだけが価値ではないから、納得できる生き方をしよう」この時、本当の意味で自分の居場所を見つけたそう。自分らしさを決めつけることが、実は可能性をつぶしてしまっていたことも発見したそうです。

トークの後は、美佳さんのいけばな実演の後、参加者全員で同じ花器、同じ花材を使ってのいけばな体験を行いました。出来上がった作品は誰一人同じものがなく個性満載。「自由に生けるってイイですね」「ほんとに楽しかった〜」「発見がありました!」参加者の方々も、まるでお子さんのような好奇心に満ちた表情に。「これからも年齢に抗わず、1つひとつ丁寧に向き合い、3年後、5年後でなくて、まずは明日を大切に生きていきたいですね」—そんな美佳さんの言葉で締めくくりとなった第1回。参加者全員の距離もぐっと縮まって、皆さん、小さくても新しい一歩を踏み出していただけましたでしょうか?

speaker

池坊 美佳

華道家元45世池坊専永の次女。
1993年、皇太子結婚式、宮中晩餐の儀における宮殿のいけばなの挿花に参加。
1994年、京都三大祭のひとつ「葵祭」の第39代斎王代を務める。
国内だけにとどまらず、海外でもいけばなの振興に尽力。
その活動は「いけばな」のみならず、多様なフィールドに及ぶ。
著書に「永田町にも花をいけよう」(講談社)

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