秋の肌とからだ

肌とからだを整えて、
乾燥する季節を迎える準備を。

夏の暑さが和らぎ、湿度が低下し始める秋。過ごしやすい時期ですが、紫外線など夏の間に蓄積したダメージの影響で、毛穴の目立ちやゴワつき、肌アレ、くすみといったトラブルが現れやすく、疲れや不調など、からだのトラブルを感じる方も多いようです。また、地域差はありますが、10月・11月に入ると乾燥レベルが急上昇してきます。肌が乾燥に向かう前に、お手入れを見直しましょう。

秋に、肌とからだが不調になる理由

気温の変化にうまく順応できず、秋は疲れやだるさを感じやすい季節。夏に蓄積された紫外線の影響、冷房による疲れや冷え、熱帯夜の睡眠不足などにより、自律神経の乱れやストレスなどが重なり、肌の不調として現れることもあります。肌、こころ、からだをトータルにケアすることが大事です。

紅葉とともに、
日本列島を肌の乾燥前線が北上!

行楽の秋のお目当ての一つでもある紅葉ですが、紅葉が色づき美しくなる時期と地域は、肌の乾燥が始まる時期と地域に重なっています。お住いの地域で、木々が色づいてきたと感じたら、本格的な保湿ケアが必要な合図です。

冬に向かって気温・湿度が下がると、
肌のバリア機能も低下

夏の名残の9月は、まだまだ日差しが強く汗ばむ日も多いですが、10月に入る頃には、急激に朝晩の寒さを感じたり、ファンデーションののりが悪くなるなど、肌の変化を感じるように。湿度が低下し肌が乾燥してくると、角層の水分が蒸発し、肌アレ・小ジワといったトラブルに。角層のうるおいを保つ力も一気にダウンします。


外気の変化で角層状態が悪化

角層のうるおいが不足すると、肌内部の水分が蒸発して肌表面はカサカサの状態に。また、角層に隙間ができるため外からの刺激を受けやすくなります。

Advice1
良質な睡眠を十分にとり
こころとからだを健康に。

疲れやだるさを感じたらまずは日々の睡眠を見直しましょう。

眠る1時間前までに、入浴をすませて

人は体温が下がる時に眠気を感じるので、入浴から睡眠まで少し時間がある方がよく眠れます。

「眠りの香りサイン」を習慣にしてみませんか?

寝室や入浴時に、お気に入りの香りでリラックスを。よく眠れる香りを見つけたら、その香りは、眠りモードへ切り替えるサインになります。

枕や寝具は、からだに合っていますか?

何気なく使い続けていることも多い枕や寝具ですが、実は睡眠の質を大きく左右しています。年齢や、体型の変化などで、自分に合う寝具も変わっていきます。よく眠れないと感じたら、新しい寝具を試したり、快眠グッズなどを上手に取り入れてみましょう。

Advice2
乾燥と冷えを感じたら、いつものケアにマッサージをプラスして。

季節の変わり目は、気づかないうちに乾燥や冷え、風などの影響で肌の血行が悪くなりがちです。週に1~2回を目安に、セルフマッサージをプラスしてみましょう。
マッサージは面倒でなかなか取り入れられないという方は、どこでも誰でも簡単にできる「あいうえお体操」がおすすめです。声を出しても出さなくてもいいので、「あいうえお」と大きく口を動かしてみましょう。血行が促進され、美肌効果も絶大です。


セルフマッサージテクニックはこちら

Advice3
首・手首・足首の3首をあたためる温活を。

美しい肌と健康なからだを保つには、あたため美容がポイントです。コートを着るにはまだ早くてもからだは敏感に外気の冷えを感じとっています。
首・手首・足首の3首を冷やさないように意識してみましょう。外気の乾燥が厳しくなってきたら、外出時にストールやマフラーなどで鼻から首もとまですっぽりガードすると、肌の乾燥予防にもなるので、おすすめです。

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