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シャンパーニュのある
ライフスタイル

シャンパーニュは格言の多いお酒。オードリー・ヘップバーンは「お肉には赤、魚には白、恋にはシャンパン」と言い、ナポレオンは「勝ったときには飲む価値があり、負けたときには飲む義務がある」と言ったとか。ではあなたはどんなときにシャンパーニュを飲みますか?「晴れの日、楽しい時間を共有したいとき」「とりあえずシャンパーニュ、シメもシャンパーニュ、毎日シャンパーニュ!」。皆さん、シャンパーニュを語るだけで声が弾んで楽しそう。G.W明けの金曜夜、お話をうかがうのはシャンパーニュ・コンシェルジュの木村佳代さんです。「仕事にしていると見えなくなることもありますが、皆さんのお話を聞いて、あらためてシャンパーニュは特別感のあるお酒なのかなと思いました」。木村さんも元は愛好家としてシャンパーニュを勉強。その頃爆発的に輸入量が伸びたことに可能性を感じ、仕事を辞めてCIVC(シャンパーニュ委員会)主宰のシャンパーニュアカデミーに通いディプロマを取得したそうです。「勉強したことをミクシィに書き込んでいたら、親しくなったシャンパーニュ愛好家の方々からパーティなどに誘われて、憧れのシャンパンバーの経営者の方などとも顔見知りに。その後それまでSNSに書いた内容を見込まれてあっと言う間にシャンパンバーのオーナーになりました」。そんな木村さんですが、現在はお店に立っていないそう。「出産、育児との両立は難しかったんです。お店は投資家の方に返し愛好家に戻りました。でも手放してみると色々なことが見えて得られるものも多い。今のシャンパーニュとの距離感もいいなと思っています」。そうしたなかで、あらためて木村さんがお薦めするのはより自由なシャンパーニュの飲み方。「今では畏まらずカジュアルに安く飲めるお店も色々出てきました。そういった場所で型にはまらずちょっと一杯いただいてもいいですね。楽しみ方も、昼間ならロゼやラベルのキレイな見栄えのいいもの、暑い日はエキストラブリュットで爽やかになど、場面や季節で使い分けたらより楽しいと思います」。後半はポメリーのブリュットロワイヤルをいただきながら、シャンパーニュの基礎知識講座。シャンパーニュ地方の気候や土壌、高価な理由、使うブドウの種類の説明などのほか、ポメリーのメゾンがアート空間になっていることや旅先で掘り出し物を買うコツなどなかなか聞けない貴重なお話や、栓の上手な開け方やグラスへの注ぎ方など実演も含めてレクチャーしていただきました。皆様からは「注がれる角度や泡の落ち着かせ方を拝見してとても美味しく感じられた」「美味しいシャンパンを飲みながら知ってることも知らないこともあらためて聞けて、ありがたい時間です」などのお声が。シャンパーニュをより自分流に楽しむヒントをたくさんいただけた有意義なひとときとなりました。