FEM CARE by POLA

2025.01.10

ビッグデータから導き出す、
肌悩みと睡眠の関係

「寝不足が続くと、なんとなく肌の調子がよくない…」と感じる人は多いのではないでしょうか。​
そこで、一人ひとりの肌に合ったスキンケアを提案する「APEX(アペックス)」の肌データを、「睡眠」に着目して分析。その結果、誰もが持っている感覚が、数値で明確に裏づけられることとなりました。
初めてAPEXの肌分析を受けた8万8,592名を対象としたビッグデータから、肌悩みと睡眠の関係を紐解いてみましょう。後半には快眠セラピスト・三橋美穂さんによる枕選びのポイントも。
APEX肌分析で「睡眠不足」にチェックを入れた人は、下に挙げたスコアが有意に低いことがわかりました。要因の一つとして考えられるのは「自律神経バランスの乱れ」。自律神経バランスが崩れると血液循環が悪くなり、皮フに必要な酸素や栄養が届きづらくなる可能性があります。
睡眠中に分泌される「成長ホルモン」も重要なキーワード。「成長ホ​ルモン」が少なくなるとコラーゲンが十分産生されなくなったり、ターン​オーバーが乱れるため、「睡眠不足」がハリ低下や乾燥の原因となる​可能性も。また、乾燥が皮脂の過剰分泌を引き起こして、毛穴の目立​ちやニキビにつながることも。ターンオーバーの乱れは、肌が刺激に弱​くなる原因にもなります。​
末梢神経である皮フに血液が届くのは、交感神経が落​ち着き副交感神経優位のとき。睡眠が足りていると酸素や​栄養が皮フにきちんと届く、「成長ホルモン」によってコラー​ゲンがつくられる、ターンオーバーが正常に機能する、といっ​たことが期待され、健やかな肌に近づくと考えられます。​肌にとってよいと考えられる睡眠は、毎日決まった時間に​眠る&起きること。また、「成長ホルモン」は寝入りばなに多​く出るので、寝つきのよさも重要です。寝る前はパソコンや​スマホの強い光を避けて、湯船に浸かったり、軽いストレッ​チをしたり、心身ともにリラックスさせて眠る準備をしましょう。
眠りの質を左右するのが枕。「朝起きたときに首や肩がこっている」「寝ている途中で枕を外している」なら、よく眠れていないかもしれません。枕選びのポイントを、快眠セラピストの三橋美穂さんに教えていただきました。