POLA WELLNESS CATALOG 2024 SPRING & SUMMER
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48からだもこころも。からだもこころも。季節の不調に季節の不調にゆらがないゆらがない環境や気候の変化で不安定になりやすい春。厳しい暑さで、へとへとになってしまう夏。このようなストレスは、卵巣から分泌される女性ホルモンの変動にも影響を与えるといいます。ストレスが多いシーズンも健やかに過ごすために、普段の生活でできることを高尾美穂先生に教えていただきました。「明日から劇的に変わるというものではありませんが、“ちりつも”で自分に返ってくるもの。自分をいたわって、にっこり能天気に毎日を過ごしましょう」(高尾先生)産婦人科専門医高尾美穂先生「イーク表参道」副院長として婦人科の診療にあたり、ライフステージやライフスタイルに合った治療法で女性を多面的にサポート。スポーツドクターとしてアスリートを支える一方、アシュタンガヨガ指導者として運動習慣の大切さを発信。女性のよりよいエイジングを提唱している。著書『更年期前後がラクになる!おうちヨガ入門』(宝島社)『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』(講談社)Q1女性ホルモンって?女性ホルモンって?からだやこころの不調にからだやこころの不調に関係はありますか?関係はありますか?A  基本的に私たちの心身にありがたい働きをするもので、女性ホルモン自体が不調の原因になるわけではありません。コラーゲンの産生を促して肌にいい働きをしますし幸せを感じるセロトニンの産生にも女性ホルモン(エストロゲン)が関わっています。生理周期においては、ホルモンの分泌量は自然と変動するものです。また、更年期のようにホルモンがある状態から無い状態に変化すると不調を感じる方もいます。いずれの時期も変動に悪影響を与えるものとしては、ストレスや食生活、冷えや睡眠環境などが考えられます。Q2女性ホルモンの変動女性ホルモンの変動によって感じる不調には、によって感じる不調には、どんなものがありますか?どんなものがありますか?A  これは、①生理周期が順調な頃、②閉経前のゆらぎの時期、③閉経後、と分けて考える必要があります。①は生理前・生理中はさまざまな不調がありますが、おすすめできる対策方法があります。気になる不調は専門家に相談してみてください。②は分泌量が乱高下しながら落ちていくため、体調をゆさぶられるような感覚や、体温調整がうまくいかないなどの更年期症状を感じる方が6割ほど。③はアップダウンからは解放されますが、ホルモンの分泌が無くなるので肌の調子も気分も「低め安定」が続きます。Q3季節の変わり目に季節の変わり目に眠れなかったり、気分の眠れなかったり、気分の浮き沈みが激しくて…。浮き沈みが激しくて…。A  気候の変化や寒暖差も大きいので、季節の変わり目は誰でもストレスを感じやすくなるものです。春は特に環境の変化も大きいので、不安定になりやすいでしょう。女性ホルモンの変動が季節によって変化することはありませんが、季節の変わり目に受けるストレスが影響を及ぼすことも。ストレスが卵巣機能の低下を引き起こし、女性ホルモンが本来の働きを発揮しづらくなったり、ストレスにより自律神経失調状態を引き起こす可能性もあり得ます。春夏の女性ホルモンとの向き合い方私をいたわるいたわる

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