POLA WELLNESS CATALOG 2024 AUTUMN & WINTER
28/96

お話を伺ったのは   28 最近毛穴の開きが目立ってきましたAnswer原因は毎日の睡眠にあるかもしれません原因は毎日の睡眠にあるかもしれません APEX肌分析で「睡眠不足」にチェックを入れた人は、右に挙げたスコアが有意に低いことがわかりました。要因の一つとして考えられるのは「自律神経バランスの乱れ」。自律神経バランスが崩れると血液循環が悪くなり、皮フに必要な酸素や栄養が届きづらくなる可能性があります。 睡眠中に分泌される「成長ホルモン」も重要なキーワード。「成長ホルモン」が少なくなるとコラーゲンが十分産生されなくなったり、ターンオーバーが乱れるため、「睡眠不足」がハリ低下や乾燥の原因となる可能性も。また、乾燥が皮脂の過剰分泌を引き起こして、毛穴の目立ちやニキビにつながることも。ターンオーバーの乱れは、肌が刺激に弱くなる原因にもなります。そこで、一人ひとりの肌に合ったスキンケアを提案する「APEX(アペックス)」の肌データを、「睡眠」に着目して分析。初めてAPEXの肌分析を受けた8万8,592名を対象としたビッグデータから、肌悩みと睡眠の関係を紐解いてみましょう。「寝不足が続くと、なんとなく肌の調子がよくない…」と感じる人は多いのではないでしょうか。その結果、誰もが持っている感覚が、数値で明確に裏づけられることとなりました。ブランドクリエイティブ部APEX開発チーム大場 愛ニキビができやすく悩んでいますハリのなさが気になります物理刺激ですぐに肌アレしてしまい…1992年ポーラ研究所入社。皮フの基礎研究やヒトを測る研究・エステの効果実証研究・APEX論理(肌分析アルゴリズム)開発などに従事。2017年よりポーラ出向。主にAPEX論理開発や美肌県グランプリに代表される肌分析データを用いた情報開発に携わる。※排気ガス・工場の煙・チリホコリ等のPM2.5・黄砂・花粉等に対してポーラがつけた総称・調査対象期間:2023年1月1日~12月31日・調査対象の肌分析人数:88,592名(20~100歳)・調査方法:APEX肌分析でカウンセリングシートの「睡眠不足」にチェックを入れた人と入れなかった人の2群に分け、1:悪い~5:良いの5段階スコアのうちスコア1と2を「状態が悪い」としてその割合(%)を調べたところ、上記6項目に2群間で有意差が認められました。(χ2検定、有意水準p<0.05)「睡眠不足」にチェックを入れた人の肌スコアは、「睡眠不足」にチェックを入れた人の肌スコアは、入れなかった人と比べて…入れなかった人と比べて…□ 真皮コラーゲンの状態 (ハリの一要因)が悪い□ ニキビができやすい□ ストレスに弱い□ ホルモンバランスが悪い□ 肌への化学刺激に弱い□ 肌へのマイクロダスト※刺激に弱いお手入れはちゃんとしているつもりなのに…どうして?お手入れはちゃんとしているつもりなのに…どうして?ビッグデータから導き出す、肌悩みと睡眠の関係QQ. . 美肌に近づく「眠り」の整え方美肌に近づく「眠り」の整え方

元のページ  ../index.html#28

このブックを見る