未来に、次世代に環境をつなぐアクション
- お客さまへの「新たな価値提供の実現」を前提としながら、同時に「環境に配慮したサービス」をテーマに掲げています。
- 2019年7月から個肌対応ブランドAPEXにおいて完全デジタル化を実現。大幅な紙・プラスティックの削減を実現しています。
- 長年実施している主力商品のリフィル化やWEBパンフレット、森林認証紙やフェアトレード香料の使用、マイクロビーズ対応など「お客さまの嬉しい」と「地球にやさしい」の両立に取り組んでいます。

ショッピングバッグ削減へ
お客さまと共に環境負荷を低減していくため、ショッピングバッグの提供を原則廃止いたします。
国内ショップの一部ですでに進めていたマイバッグご持参の呼びかけを、国内全ショップ・百貨店コーナーに拡大。今後も環境に配慮した取り組みを進めてまいります。

デジタル化による環境負荷低減
個肌対応ブランド『APEX』の肌分析サービスは、これまで独自の肌チェッカーとカウンセリングシートを用い、お客さまの情報を取得、その分析結果をアドバイスシートにより返却していましたが、このたび、肌分析の完全デジタル化を実現することで、環境負荷低減をも実現いたしました。

デザインと環境の両立
当社では、お客さまが使用するときだけでなく使い終わったあとの心地よさまで追求し、パッケージへの配慮を施しています。その考えは、ハイプレステージ商品「B.A」シリーズも同様で、業界に先駆けて高級スキンケア品におけるデザインと環境対応を両立し、リフィル(付け替え容器)の販売などに取り組んでいます。また、商品リニューアル時には、再生しやすい容器設計に切り替えるなど、継続的な環境負荷低減に取り組んでいます。

マイクロビーズ対応
海洋汚染、食物連鎖への影響が懸念されているマイクロプラスティックにも対応しています。当社では、一部のスクラブ剤などに含まれるプラスティック微粒子を、使用時の感触などに影響することなく天然由来素材に処方変更するなどで、環境負荷低減に取り組みました。今後もさまざまな観点からの環境配慮をモノづくりに活かしていきます。

オフィスでの環境負荷低減
働き方改革と連動したオフィス環境での負荷低減に取り組んでいます。残業や休日出勤抑制による電力量削減はもとより、ペーパーレス化による業務効率アップや、保管スペースの有効活用などを進めています。また、ごみの分別を進め、リサイクル率を高める取り組みも各事業所で実施しています。

APEX肌分析サービスの完全デジタル化による環境負荷低減
1989年に誕生した個肌対応ブランド『APEX』は、30年にわたり、1834万件(2019年6月末時点)にものぼる日本女性の肌と向き合ってきました。独自のチェッカーで角層細胞および肌の表面形態の情報を取得し、その画像を解析することで導き出す一人一人の肌の特徴や状態、その情報を詳細に記したアドバイスシートは、当社オリジナルのサービスとして、多くのお客さまにご好評頂きました(図①)。
一方で、分析に使用する肌チェッカー(プラスティック)の廃棄やアドバイスシート(お客さま一人あたりA4用紙7枚相当)の印刷は、私たちが直面している地球温暖化の主要因である「温室効果ガス」の発生とも深く関わっており、必ずや解決すべきテーマでありました。
そこで、APEXでは、お客さまへの“新たな価値提供の実現”を大前提としながら、同時に“環境に配慮したサービスへの転換”をテーマに掲げ、2019年7月からの新APEXサービスにおいて完全デジタル化を実現いたしました(図②)。これにより、肌チェッカー類およびシートを撤廃、年間で約580万枚以上の紙削減、210万個以上のプラスティック製肌チェッカーの削減に至りました。※過去実績で換算した場合
