POLA CATALOG 2021 LIFE for BEAUTY AUTUMN WINTER
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巣ごもり不調に負けない皆さんは東洋医学の理想とする健康体がどのようなものかご存じでしょうか…一言でいうと「めぐるからだ」。不要なものを排出し、血液や栄養素をからだの隅々までスムーズに配達できる状態ならば健康であると考えます。この一年、鍼灸治療室に来られる患者さんの中に、今まで感じたことのないからだの不調を訴える方々が激増しました。東洋医学ではこのような状態を「気血水のバランスが崩れた」と考えます。気のパワー不足により血や水が停滞しているのです。長引く自粛生活=運動不足でめぐりが悪くなったことが、巣ごもり不調を世の中に溢れさせた大きな原因の一つ。毎日の通勤やランチタイムの移動などで、いやおう無くからだを動かすことが、いかに大切だったかと実感しています。さあ、おうち時間を見直してその不調を解決しましょう。一日の隙間時間に、めぐりブレイクを意識的に持つことが効果的。めぐりを取り戻した快適なからだは、肌を美しく、表情もイキイキと輝かせ、あなたのキレイを再始動させてくれます。めぐるからだのすすめマスクの美容上のトラブルに「表情筋のたるみ」があります。人との会話が激減することで表情筋が衰え、たるみやシワの原因に。無表情に慣れてしまうと筋肉の動きが減り、顔は下へ下へと下がってしまうのです。ツボ圧しやフェイスマッサージなどで運動不足をリカバリー。意識的に表情筋を動かして、めぐりを整えていきましょう。血行がよくなり老廃物が排出されると、肌色がパッと明るくなり、くすみも解消されます。また、不織布マスクの摩擦・蒸れ・乾燥も気になるところ。肌あたりがソフトで保湿・保温力のある布製のマスクなど、TPOによる使い分けも。表情筋を動かしてマスクトラブルを撃退ほうれい線のツボ顴髎〈けんりょう〉たるみ・むくみ・ほうれい線に作用場所:目尻から真下で頬骨のきわ動き:手を握り人差し指で、痛気持ちいい程度に圧す今までと同じ仕事量なのに在宅だと目が疲れる、肩がこる。これは仕事環境が大きく影響しており、パソコンと目線の高さを合わせるだけで目や肩の疲れは激減するはず。画面を凝視する時間が長くなるのも要注意です。こうした眼精疲労によって凝り固まった筋肉には、めぐりケアを意識しましょう。アイマスクやホットタオルで目のまわりをあたためると、筋緊張がぐっとほぐれます。顔の血行もよくなり、肌色が明るくなって美容にもうれしい効果が。また、中国の薬膳によく使われるクコの実は、「飲む目薬」とも呼ばれ、目のうるおいを取り戻してくれます。目の疲れ、慢性化の前にあたためてめぐらせる目尻から真下へ。頬骨のすぐ下のきわにツボめぐりUPポイントめぐりUPポイント経絡マッサージ肺経・大腸経〈はいけい・だいちょうけい〉肺、大腸をケアして目の疲れをやわらげる場所:人差し指・親指から腕側面を肩関節まで動き:手のひらをあて、腕に沿って10回さするめぐるからだ表情筋を動かして目の疲れ、慢性化の前にマスクトラブルを撃退あたためてめぐらせる8

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