POLA WELLNESS CATALOG 2025 AUTUMN & WINTER
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2345は7教えてくれたのTOPICSTOPICSTOPICSTOPICS猛暑が長引く昨今、紫外線ダメージはかつてないほど深刻です。最近の研究では、頭皮が無防備に強い紫外線を浴びると毛根がダメージを受け、髪をつくる力が弱まることもわかってきました。顔だけでなく髪と頭皮も年間を通したUV対策が必要です。暑さの中で頭皮のニオイも気になりますが、これは汚れた皮脂残りやシャンプー剤のすすぎ残しが原因の場合も。シャンプー時にもブラシを使って指では届かない部分までしっかり洗い、30秒以上時間をかけて丁寧にすすぐようにしましょう。髪と頭皮の健康には内側からのアプローチも重要です。食事で “赤・白・黄・緑・黒”の5色を摂るのが理想的。女性は特に赤と黒を積極的に摂りましょう。赤=動物性タンパク質を多く含む赤身の肉やマグロ、エビなど。黒=ミネラル豊富なヒジキなどの海藻、ゴボウやこんにゃくなど。女性ホルモンのサポートには、黄=植物性タンパク質の豊富な大豆やナッツ類なども。牛肩ロース肉を使ったすき焼きは5色をバランスよく摂れるメニューとしておすすめですよ。本山 典子さん毛髪診断士、認定講師、一般社団法人 国際毛髪皮膚科学研究所代表理事。毛髪理論だけに留まらず、人体構造学、漢方学、五感学に通じ、心身に働きかける「本山メソッド」を確立。雑誌やテレビのほか、海外でのヘアケア指導など幅広く活躍。著書に『毛髪診断士のときめき美髪BOOK』(メイツ出版)。頭皮と顔は1枚の皮フ頭皮と顔は1枚の皮フ頭皮ケアからリフトアップを!頭皮ケアからリフトアップを!頭皮と顔の皮フはつながっているので、頭皮のたるみは顔のたるみにも影響を及ぼします。額に大きなシワが出たり、フェイスラインがぼんやりしたり、二重あごになったり。では、どうしたら防げるのでしょう。頭皮と顔の皮フはつながってはいても実は全く違うもの。頭皮は顔の皮フよりも薄くて頭蓋骨に貼りつきやすく、顔と比べて動くことの少ない部位。だからこそ、心地よい刺激で頭皮を揺らして血流を高めることが大切。頭皮の滞りを防ぐことは顔のめぐりにもよい影響を与え、リフトアップにも効果があります。またこうした適度な刺激は振動として頭蓋骨にも伝わり、骨密度ケアにつながるともいわれています。紫外線が直撃する髪と頭皮は紫外線が直撃する髪と頭皮はオールシーズンUV対策が常識オールシーズンUV対策が常識健康な髪と頭皮には彩りのよい食事健康な髪と頭皮には彩りのよい食事“赤と黒”の食材を積極的に“赤と黒”の食材を積極的に頭皮のブラッシングが頭皮のブラッシングが健康なからだづくりに役立つ?健康なからだづくりに役立つ?頭皮をケアして血流を促すことは、髪や肌だけでなくからだ全体のめぐりを高めることにつながり、将来の健康面にもよい影響を与えます。そのためには頭皮に触れて心地よい刺激を与えることが大切ですが、それにはブラッシングがおすすめ。頭皮は顔と違って毛髪に覆われています。そう、まるでジャングルのように。10本の指だけでは届きにくいところも、ブラシならすみずみまでくまなく触れることができます。ヘッドスパなどでプロの手を借りなくても自分で積極的に触ってみましょう。ヘアケア時はもちろん、朝起きてすぐにエンジンをかけたいときや、お昼休憩にすっきりリセットしたいときなどにも効果的です。

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