Press Release
 
NO15R40
平成15年5月15日
ポーラ美術館がThe 2003 DuPont Benedictus Awardを受賞

ポーラ美術館(箱根仙石原:開館2002年9月6日開館、設計:日建設計)が、「The 2003 DuPont Benedictus Award」を受賞いたしました。

 DuPont Benedictus Awards*は合わせガラスを用いた世界の優れた建築作品に与えられる賞で、本年度は世界約30カ国、150以上の建築作品の中から最優秀賞であるThe 2003 DuPont Benedictus Award1作品、および建物カテゴリー別作品賞(参考資料参照)が数作品選ばれたものです。
 5月8日に米国で開催されたAIA総会で発表され、6月15日にフィンランドで開催されるUIA総会にて表彰式が行われます。
受賞作品: ポーラ美術館

ガラスのエントランスが美しい「ポーラ美術館外観」
 
 ポーラ美術館はモネ、ルノワールをはじめとする印象派を中心としたフランス近代絵画などの美術品を展示収蔵する美術館で、富士箱根伊豆国立公園内の深い森に位置するため、「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトに周囲の環境との調和をはかり、建物のほとんどを地下に置いて、森の風景の中に溶け込むよう設計されています。来館者は林間のブリッジを渡り最上階のガラスのエントランスにアプローチする構成で、館内の中央ロビーはトップライトから4層の吹き抜け空間に自然光が注ぎ、夕方は一面の光壁が発光する明るい空間となっています。また展示照明は美術作品が最大限美しく鑑賞できるよう、最新の光ファイバー照明を採用しています。
 なお、当美術館は本年5月15日に第16回村野藤吾賞(主催:村野藤吾記念会)を受賞しております。
 
*Dupont Benedictus Awardsとは:
今年11年目を迎えるDupont Benedictus Awardsは、プロの建築家および上級学生対象のコンペで、審査員が合わせガラスの建築利用を審査し飛躍的、革新的であると認められた作品を表彰します。米国建築者協会(AIA)主催のこのコンペは、世界的規模で国際建築家連合(UIA)によって後援されています。受賞作品は米国建築者協会(AIA)の5月度全国大会に展示され、夏のうちにコンペ大要小冊子に発表され、ワールドワイドウェブ(www.dupontbenedictus.org)に掲載されます。
 
<審査員>
毎年、AIAおよびUIAが著名な審査員の国際的パネルを選択し、その審査員たちが革新的、飛躍的に建築利用されている合わせガラスの基準を設け、優れたプロジェクトを調査、選択します。

<スポンサー>
資金は主として、合わせガラスの中間層などの安全で安心な製品を製造している世界規模の技術企業であるDuPont社から提供されています。

<適用範囲>
合わせガラスのプロセスを発見したフランス人芸術家で化学者でもあるEdouard Benedictusの名を取って命名されたDuPont Benedictus Awardsには学生のデザイン部門も含まれ、建築部門のプロデザイン認定には商業、コミュニティ、教育、政府、健康管理、リクレーション、住居などが含まれています。過去5年以内に完成したプロジェクトであれば、世界中のどこからでも参加可能です。

<賞>
受賞プロジェクトの建築家にはジェームズ・カーペンターがデザインした特注のガラス彫刻が贈呈されます。デザインコンペ学生部門の受賞賞金は総額15,000ドル。一等賞学生には5,000ドル、その他は優勝学生プロジェクトの在籍校と後援学部に渡されます。

<応募>
応募建築家は写真付きポートフォリオと各プロジェクトのその他説明およびデザインがユニークと思われる理由、合わせガラスのプロジェクトへの応用方法を英語で説明した文書を提出します。応募作品は斬新さの度合いと応用の幅、建築物およびその概念に対する合わせガラスの重要性並びに産業界および社会に及ぼす意味と影響の点から審査されます。

<応募資格>
プロ対象プログラムは、審査員のメンバーおよび所属会社以外の建築家全員が国際コンペに応募できます。数社所属の協力作品を個人が代表して応募することも可能です。建築系大学協会(ACSA)主催の学生コンペは、ACSAメンバーまたは世界中のACSA提携校の上級学生が応募できます。

●参考資料

2003 DuPont Benedictus Awards受賞作品についてはDuPont Benedictus Awards ホームページ:
www.dupontbenedictus.comに掲載されています。


2003 DuPont Benedictus Award 
・Pola Museum of Art, Nikken Sekkei Ltd.(ポーラ美術館/日建設計)


The 2003 DuPont Benedictus Awards Category Winners

Industrial:Protective housing at the Petuel Tunnel, Munich by Professors Fritz Auer and Carlo Weber of Auer + Weber + Architekten, Munich, Germany.
Education:Schule am Mummelsoll school for special-needs children in Berlin-Hellersdorf,Germany (former East Berlin) by Armand Gruntuch and Almut Ernst of Gruntuch ErnstArchitekten, Berlin, Germany.
 
*その他部門(Commercial,Government,Recreation,Residentioal)は該当無し。


The 2003 DuPont Benedictus Awards Honorable Mentions
Government:'Lens Ceiling', Special Proceedings Courtroom, Phoenix Courthouse, Arizona,USA by Luke Lowings and James Carpenter of James Carpenter Design Associates of New York, USA.
Recreational:Hydra Pier, Haarelemmermeer Pavilion, Floriade Exhibition 2002,Haarlemmermeer,The Netherlands by Hani Rashid and Lise Ann Couture of Asymptote Architecture, New York, USA in association with Octatube Space Structures BV of Delft, The Netherlands.
Commercial:Norddeutsche Landesbank in Hannover, Germany by Stefan Behnisch of Behnisch, Behnisch & Partner, Stuttgart, Germany.
Residential: De Blas House in Madrid, Spain by Alberto Campo Baeza of Madrid.
Commercial:Noevir USA headquarters, Irvine, California, USA by Michael Ferguson and John Hirsch of Space International Inc, Los Angeles, California, USA.
Government:The Royal Library in Copenhagen, Denmark (extension project) by Bjarne Hammer, Kim Holst Jensen, Morten Schmidt and John Lassen of Arkitekterne maa Schmidt, Hammer & Lassen K/S, Aarhus, Denmark.
Government:The Embassies of the Nordic Countries in Berlin, Germany by Alfred Berger and Tiina Parkkinen of Berger + Parkkinen, Vienna, Austria.
Commercial:Bang & Olufsen headquarters in Struer, Denmark by Jan Sondergaard of KHRAS architects, Virum, Denmark.
Commercial:GSW Headquarters in Berlin by Matthias Sauerbruch, Louisa Hutton and Karine Stigt of Sauerbruch Hutton, Berlin.


●村野藤吾賞
日本の建築界で最も権威ある賞の一つとも言われる村野藤吾賞は、建築家村藤吾氏(1891-1984)を記念し設立された村野藤吾記念会が、過去3年間に完成した深い感銘を与える建築を毎年一作品選び、その建築家を表彰するものです。1988年より始まり、ポーラ美術館は第16回受賞作品となります。授賞式及び講演会が下記のように開催されます。

受賞式および記念講演会
日時:2003年5月15日(木)13:30〜16:00(開場13:00)
場所:日本建築学会ホール(東京都港区芝5-26-20)
講演:ポーラ美術館 ―自然環境との対峙― 安田幸一
入場:無料(申し込みの必要はありません)
主催:村野藤吾記念会(事務局:建築情報システム研究所 TEL:03-3561-4644)


<リリースに関するお問い合わせ>
  ポーラ化粧品本舗 広報部 TEL 03-3494-7123 / FAX 03-3494-7640 担当:田中 堀
E-mail:te-hori@pola.co.jp