Vol.1 書家・川邊りえこさんが照らす「光」
書家。幼少より日本の伝統芸能全般を学ぶ。書は3歳よりはじめ、各流派に師事。ひとつの流派、芸能にとらわれず、自らの視点で総合的に日本の美を見つめる下地を育む。1995年、「個性は伝統の上に生まれる」という考えのもと、日本の美や伝統文化について総合的に学び、伝え、創る場として「日本雅藝倶楽部」を設立。書家として作品制作を中心とした活動を続ける傍らで、「和」のコーディネートを手掛け、「和」を活かした企画・開発・物づくりのプロデュース等を行う。また、自身で指導を務める書道教室も開催し、その人なりの個性に合わせた字を書くことを推奨している。
2008年12月、フランス・パリにて個展「KO・TO・TA・MA」を開催。日本古来より伝わるアヒルクサ文字、別名「龍体(りゅうたい)文字」を用いた巨大なスケールの作品群には「黒い水は生きている」というコンセプトが掲げられた。あたかも天に昇る龍のごとく生き生きとした力強い文字には、「字を書いたとき、瞬く間に墨が滲み込んでいくときの鳥肌が立つような感動を伝えたかった」という、川邊さんの書への情熱が見事に表現されている。
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灰を溶かした灰汁には、植物の不純物を溶かす作用があります。遥か昔、人々は植物の繊維を灰汁で洗って白い糸をつくったそうです。
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「紅」は、紅花から抽出される鮮やかな色。精製された「紅」は金に匹敵する高級品で、高貴な女性の化粧品として用いられました。

